めがね、時計、ジュエリー宝石リフォーム、補聴器のことなら安心と信頼の福岡県北九州市門司のヨシダ

ワンちゃん物語 1


2015年11月8日です。 良いお天気ですね。

今日は門司にて世良公則さんの ペット殺処分反対のトークショーが開かれるそうです

が、同じ殺処分に関して一昨日、ある素敵なエピソードに接する事が有りました。

幼稚園時代からの友人、井上君が訪ねて来ました。お父様の代から鉄工所を経営され

ており、今回、ヨシダのストックケースの事で相談したら、早速駆けつけてくれたの

です。見送りに駐車場に行ったら何と 車の中にワンちゃんがいるではないですか!

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しかも、2匹もいるのです。井上君とワンちゃん二匹と共に門司港店まで参りました。

本当におとなしいワンちゃんですが、小さいほうのワンちゃんは身ごもっていて、

あと10日足らずで出産だそうです。

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井上君が目を輝かせて話し始めました。

夏の終わりにふとした事で、八女市にてこの犬の殺処分を知ったそうです。

可哀想に思って遠賀郡の自宅から八女市まで、殺処分予定のこの犬に会いに行って

自分で飼う事にしたそうです。

八女市から来たので 名前も ヤメ にしたそうです。

3年前に迷い込んで飼っていた ワン と名付けた犬と共に飼っていたら、犬同士が

夫婦になった様です。

「 すごいと思わないかい、命が亡くなる予定だったヤメが 新しい命を授かったん

だよ。命の継承だよ。」

と、井上君は言葉を続けました。

門司港店でも ヤメ も ワン も 大人気です。

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そういえば、、と、私は昔、自分が飼っていた犬を思い出していました。

単なるペットの思い出話ではなく、少し長い話になりますので、明日から何回かに

分けて書いてみます。

接客物語 14


2015年 11月7日です。

昨日も嬉しい接客をさせて頂きました。

9月に井筒屋パステルホールにて開催された北九州市初の 「 終活フェア 」に

ヨシダも出店したのですが、その時に知ったといわれて わざわざ八幡から

上品な年配のお客様が お見えになられました。S様といわれる新規の女性の方です。

地金買取の話になり、かなりたくさんの宝石と貴金属を買取らせて頂いたのですが、

その中に、金の懐中時計も有りました。

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金の鎖も22金でしたので、買取金額もかなり高額になったのですが、その奥様は

今ひとつ、うかぬ顔です。

「 実は主人の形見なので懐中時計についている一分銀の硬貨に思い入れが

あるのです。」 との事でした。

「 ならば、その一分銀のところだけを外してペンダントにしましょうか。」

と、ご提案したところ、

「 そうして頂ければ本当に嬉しいわ」と、いう事で、一分銀を外して

金の懐中時計と、金の鎖も買取らせて頂きました。

「 奥様、金の鎖は業者に売却しますが、この懐中時計は私が保存して、

ヨシダコレクションの中に入れようと思っています。」

と、言いますと

「 それは嬉しいです。いつそのコレクションは公開なさるのですか?」

「 毎年、6月10日の時の記念日に合わせてたくさんの珍しい時計を公開するの

ですが、その中の一つにと考えています。

「 そうして頂けると本当に嬉しいです。私、毎年見に来ます。

この懐中時計に会いに来ます」

と、本当に嬉しそうに仰られてお帰りになられました。

 

そういえば私が所属しております門司港レトロ倶楽部でも、こんな体験が

有りました。 毎年、レトロひな祭りが2月ごろ、開催されますが、このひな人形は

市民の方々の寄贈がほとんどです。3年前、そのお手伝いをさせて頂いていた時の

事です。

「 アッ、今年は有った!」 という驚きの声に振り返ってみましたら、

中年とご高齢の見るからに親子様だと推察されるお二人が 嬉しそうに飾られた

雛人形をご覧になられていました。

お伺いすると、家が引越して狭くなり、雛人形を飾れなくなり数年前に寄贈なされた

という事でした。毎年、雛祭りの時期に門司港に来られてその雛人形を探して歩き、

何年かに一度、出逢う事が楽しみだと話されてその飾られた雛人形の前で 記念写真

を撮られていました。( 私がシャッターを押させて頂きましたが、、)

 

人には思い出の品が有り、その品が自分の手を離れたとしても、飾られたりすると

訪ねて会いにいくほどの思い出があるのですね。

今回、S様から買取らせて頂いたこの懐中時計もヨシダコレクションの一つとして

大切に保存、そして毎年6月には展示して参りたいと思います。

S様にはその後、めがねまでお買上げ頂いて感謝です。

補聴器コンサート


2015年 11月5日です。

昨日は 第7回目の補聴器コンサートを行いました。

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場所は 旧門司三井倶楽部です。補聴器をかけているとイマイチ音が良く聴こえない、

ハウリングがあれば周りの人に迷惑をかけるかも知れない、、などの理由で

「 音楽は好きだけど、コンサートには行きづらい 」などのお客様からのお声を

お伺いして、「 ならば、補聴器の方だけのコンサートを開催したらどうだろう」と、

始めたのが もう5年も前の話です。

最初は一年に一回の開催でしたが、好評なので最近は年に2回の開催となりました。

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早く来られたお客様とは今年、リニュアルされた林芙美子資料館もご案内

させて頂きました。

そしていよいよ始まりです。

はじめに映像で補聴器の具合をチェックして、聴こえづらい方には調整を

行います。そして、いよいよ本番のピアノコンサートです。

前回はクラシックでしたが、今回は 映画音楽と叙情歌の音楽です。

叙情歌の時には3曲も ピアノに合わせてお客様も合唱です。

「 青い山脈 」 や 「 ふるさと 」は やはり盛り上がりますね。

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その後、ランチタイムを経て解散となりますが、たくさんのお客様の笑顔に

触れて 開催している私も社員も幸せな気持になれます。

お客様と共有出来る素敵な時間に 感謝です。

外装工事 3


2015年 11月3日です。 もう今年もあと2ヶ月なんて信じられませんね。

9月上旬からの店の外装工事も後半に差し掛かってきました。

店の側面に新しく付ける看板で 当初の私の構想より、さらに良い案が

朝礼での検討で上がってきたので、可能かどうか 初めて現場の足場を

工事の方と登ってみました。

ヘルメット着用との事です。

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新たにいろんな事が判明して、再度、考え直す事にしました。

社長の私が出した叩き台を 素直に検討して新しい意見を出してくれる社員、

また、その意見を直ぐに画像化して写真を見せてくれる社員に 感謝です。

今回の外装リニューアル、それに伴う内部レイアウトの変更は

「 女性目線で見て 素敵なオシャレな店 」が コンセプトですが、

私が口を開けば どうしても

「 男性目線の店 」 に なってしまうので、社員からのフィードバックが

とても大切です。

現場主義


2015年 10月31日です。今日は快晴です。

何事も現場にいなければ分からないなあ、、と思うことが最近、立て続けに

ありました。

一つは 先週末の夕暮れダンス。

こういう企画はどちらかと言えば苦手な方でしたが、

レトロ倶楽部の仲間が参加すると聞いて顔を出して見ました。

結果、最後の大団円では和かに踊っている自分がいました。

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少し覚めた目で見ていた自分と、その渦の中に入って溶け込んだ自分がいて、

何も動かずに「見学者の自分」と 「参加者 の 自分」を、振り返った時に、

圧倒的に後者の自分の方が今、好きな事に自分自身驚いています。

「 この感動は その場にいたものではないと分からないね 」と、レトロ倶楽部の仲間

達と話したものです。

 

もう一つは 先日のレトロ倶楽部でのある委員会での出来事でした。

委員長が 会長からのミッションという、どちらかと言えば 重い議題を

取り上げたのですが、その手法と進行のやりかたが とても新鮮で、

委員会全員のコンセンサスを取りながらの進行でした。

重い議題にもかかわらず、皆んな笑顔で楽しく討議を進めていく中で

その議題タイトルも 「 エーッ」と驚くようなタイトル名が付きましたが、

「 これはひょっとしたら、誤解されるよね。」 と、いうようなタイトル名と

なりました。

「 でも、みんなの意見総意で出来たタイトルだからいいか 」

という事になりましたが、これもその現場に居合わせた者でなければ

分からないものかも知れません。

 

昔、大阪の修行から 戻った当時 拝読した経営書に

「 全ての答えは現場に有り。経営者は決して現場から逃げてはいけない。

もし、現場を見ずして机に向うデスクワークをし始めたならば、それは

倒産の道を歩き出す事と同意語だ。」と、書かれてあった事が当時、20代前半

だった自分の心にグサっときました。

26歳の時に受講したDMP訓練では 「 任務第一 ・現場第一」を 皆川師から叩き込まれ

ました。少し意味合いが違うかも知れませんが、

今回、夕暮れダンス と レトロ倶楽部委員会でその事を思い出している自分が

いました。