素敵な舞台鑑賞
2024年 12月16日です。一昨夜、福岡にて大竹しのぶさんの
舞台「太鼓叩いて笛吹いて」を観劇しました。
イヤー凄かった! 門司が生誕の林芙美子さんの半世紀の舞台でしたが、
涙あり、笑い有りの素晴らしい舞台でした。
私自身が林芙美子資料保存会の会長を仰せつかっている事もあり、
林芙美子さんには少なからずご縁もあり、信州の疎開先を訪ねたり、
自画像にも携わった経験があるものですから、それらが舞台に登場
する度に感慨深いものがありました。
特に、人としての生き方を見事に描かれていて、戦争に従軍作家として
加担した贖罪として苦悩される姿を見事に舞台化されていて唸りました。
森光子さんの放浪記の舞台は林芙美子さんの世に出るまでの半生記を
見事に舞台化されていましたが、この大竹しのぶさんの
「太鼓叩いて笛吹いて」は世に出てからの後半の半世紀を描かれていて
その両方の舞台を見られて幸せな自分でした。
特に人生の後半期にさしかかっている自分にとって、今の生き方に
自信を与えてくれた舞台となりました。
チケットを取ってくれた妹と観劇に付き合ってくれた友人に感謝です。