闘創記 32。 家が見える。
2018年 1月9日です。ケガをして今日でひと月経ちました。
新しいJ病院に転院して4日目です。
個室に入っていますが、廊下など車椅子で自由に動けます。
その廊下の窓からは前のS病院と同様に関門海峡が見えます。
そしてよく見ると我が家も(我が店も) 見えるのです。
真ん中の緑と茶色の建物が我が家(我が店)です。
しかも自分が寝る部屋や仏間の窓まで望めます。
私は店の3階に住居を構えていますがそれには訳があります。
「職住一体」にすることにより、私は小さい時から淋しい思いを
した事がありません。商売という職業上、父母は忙しかったのですが
店の人達が良く一緒に遊んでくれました。
店の人達を含む大家族の中で育った訳ですからそれが
とても楽しかったのです。
自分の子どもたちにも その経験の方が良いと思い職住一体を
貫いているのですが、その家が見える病院に入院して こうして
眺めていると早く良くなって戻りたいという思いが一層強く
なります。車椅子から松葉杖に移行しての併用のリハビリが続きます
が、2月上旬の退院を目指して頑張ります。