門司港カウントダウンの教え
- 2015年1月4日
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2015年 1月4日です。 今日は元旦の門司港カウントダウンで学んだ事を書きます。
門司港カウントダウンは21回目ですが、私は2回目から参加させて頂き早20年に
なります。門司まちづくり21世紀の会の主催ですが、誘われて参加させて頂いて
います。
最初の10年間は司会をさせて頂き、ここ10年はタイムキーパーなどステージ
イベントのお手伝いをさせて頂いています。 今でこそ各地でカウントダウンの
イベントがございますが、最初の頃は東京ディズニーランドとハウステンボス、
そして、門司港くらいでした。
( 門司港だけが入場料がかからない無料イベントでした)
携帯電話の電波も弱くて花火と時間を合わせるのに苦労した時期もありました。
そんな中、毎年大晦日に駆けつけてくれる約60名近くのボランティアメンバーと
共に、毎年楽しくさせて頂いています。
今回、21回目にして初めて、ボランティアメンバーの仲間と記念写真が写せました。
21世紀の会の石塚会長、実行委員長の岩本さん達とカメラにおさまり、
モチベーションも上がります。
歴史を振り返ると、会場が 門司港駅からレトロ中央広場に代わったり
、年越し蕎麦がちゃんらーに代わったり、多少の変化はありつつも、
司会の野田はるかさん、地元バンドの
北九州ランチャーズさんなど最初からのメンバーと楽しみながら進行していました。
昨年はNHKの いくとし来る年 でもトップに取り上げられて喜んでいたのですが、、
今年は21回目にして初めて 強風の為に花火が打ち上がらない事になりました。
23時の天気状況で決める訳ですから、イベントはもう進行しています。
残念ですが 安全には変えられません。
そこで、どの様にして 花火無しのカウントダウンを盛り上げようかという対応策が
求められる事になりました。
何せ、メインの花火がないわけですから大変です。
急遽、カウントダウン直後には音楽で盛り上げていこうという事になり、
北九州ランチャーズ、ボーカルの池端さん、岡部さんに歌詞を覚えて頂き、
スクリーンで 「 1月1日 」の歌詞を大きく映し出す事にしました。
「 年の初めの、、、」のあの歌を 会場の皆さんと大合唱しようという試みです。
それの準備が整ったのは10分前。
ステージではまだ演奏中です。21世紀の会の江島理事長が
「 照明はどうしよう、直ぐに点けた方が良いのではないか」という緊急提案。
確かに花火の間は消しておく予定だったので、12時ジャストに点灯しようと決定。
そして1分前、ふと振り返るとそこに ジーモ君がいました。
「 丁度いい、カウントダウン直後にステージに上がって下さい」とお願いして
いよいよカウントダウン開始です。
今年は上手く、20秒前から開始出来ました。
20, 19、18、17……と 数字を読み上げるたびに会場の声も大きくなっていき、、、
3, 2, 1, ゼロ、、、、、で 新年です。
パッと 会場が明るくなって ジーモ君が 壇上に上がって、、、
司会の野田さんの
「 皆さん、新年あけましておめでとうございます!」の 明るい声と同時に
大きく ジーモ君が伸び上がってくれて 大歓声。
「 皆さん、ご一緒に歌いましょう」の声に ランチャーズの演奏、池端君、岡部さん
の声で 「 年の初めのためしとて、、、」の 大合唱です。
スクリーンには 先ほど 鮎川君がアイパッドを使って選んだ 歌詞が映し出せて
盛り上がっています。
合唱の後は 主催者の挨拶、さらに急遽お見えになられていた 北橋健治北九州市長も
壇上にて ご挨拶、、、大いに受けた様子です。
やがて、バンド演奏にと移り、花火は無くなったものの、それなりに無事に
カウントダウンイベントを終える事が出来ました。
大変に緊張したひと時では有りましたが、終えて見て自分の心の中には
大きな学びが残りました。それは、、、、
「 例え、メインの目玉が無くなろうとも、与えられた環境で知恵を振り絞り、
全員で 全力で事に当たれば、それなりに成果は得られる 」 という
「最後まで諦めない姿勢」を みんなで共有出来た喜びでした。
「 ひょっとしたら今年は このカウントダウンの様に何か急にメインが
欠ける事があるのかもしれないけれど、最後まで諦めずに頑張ろう」と
悪天候が教えてくれた様な、、そんな気がしました。