現場主義
2015年 10月31日です。今日は快晴です。
何事も現場にいなければ分からないなあ、、と思うことが最近、立て続けに
ありました。
一つは 先週末の夕暮れダンス。
こういう企画はどちらかと言えば苦手な方でしたが、
レトロ倶楽部の仲間が参加すると聞いて顔を出して見ました。
結果、最後の大団円では和かに踊っている自分がいました。
少し覚めた目で見ていた自分と、その渦の中に入って溶け込んだ自分がいて、
何も動かずに「見学者の自分」と 「参加者 の 自分」を、振り返った時に、
圧倒的に後者の自分の方が今、好きな事に自分自身驚いています。
「 この感動は その場にいたものではないと分からないね 」と、レトロ倶楽部の仲間
達と話したものです。
もう一つは 先日のレトロ倶楽部でのある委員会での出来事でした。
委員長が 会長からのミッションという、どちらかと言えば 重い議題を
取り上げたのですが、その手法と進行のやりかたが とても新鮮で、
委員会全員のコンセンサスを取りながらの進行でした。
重い議題にもかかわらず、皆んな笑顔で楽しく討議を進めていく中で
その議題タイトルも 「 エーッ」と驚くようなタイトル名が付きましたが、
「 これはひょっとしたら、誤解されるよね。」 と、いうようなタイトル名と
なりました。
「 でも、みんなの意見総意で出来たタイトルだからいいか 」
という事になりましたが、これもその現場に居合わせた者でなければ
分からないものかも知れません。
昔、大阪の修行から 戻った当時 拝読した経営書に
「 全ての答えは現場に有り。経営者は決して現場から逃げてはいけない。
もし、現場を見ずして机に向うデスクワークをし始めたならば、それは
倒産の道を歩き出す事と同意語だ。」と、書かれてあった事が当時、20代前半
だった自分の心にグサっときました。
26歳の時に受講したDMP訓練では 「 任務第一 ・現場第一」を 皆川師から叩き込まれ
ました。少し意味合いが違うかも知れませんが、
今回、夕暮れダンス と レトロ倶楽部委員会でその事を思い出している自分が
いました。