永六輔さんとの思い出 その1
2016年 7月12日です。 昨日、永六輔さんの訃報を知りました。
心よりご冥福をお祈り致します。
永六輔さんとは 数々の思い出があります。
最初にお目にかかったのは 16年前の 平成10年のラジオ番組でした。
永六輔さんが 「 商人 」という本をお書きになられて、九州に来られた時に
「 九州の商人の方とお話したい」という事で、どうゆう訳か、私が選ばれての
ラジオでの対談でした。
福岡のスタジオでの、初対面の印象は 「 とても笑顔が素敵な 大柄な方だなあ 」と
いう印象でした。
「商人」の本の第一頁に
「 店と屏風は広げすぎると倒れる 」と、
書かれてあり、それがヨシダの 2代目、つまり私の祖父の遺訓
「 決して店を大きくするな。大きくすると内部から崩れる」
と 合致して、大いに 対談の話が盛り上がったのを 思い出します。
対談の途中で 私が作詞した 「 恋のはね橋 」の詞に触れられて、
「 あなたが作詞されたのですか? 良い詞ですね」と、褒められて、とても
嬉しかったのを覚えています。
「 上を向いて歩こう」などの超有名な作詞家の永六輔さんからのお言葉ですから
当然ですよね。
永六輔さんとの再会は、門司港レトロで、そこで私は 余りの永六輔さんの
素晴らしい気配りと人格に唸るのですが、それはまた明日、書きますね。