母の謡曲
2016年 5月15日です。良い天気の日曜日ですね。
門司港レトロの三宜桜という料亭で 門司の謡曲の会が開かれています。
そこに90歳になる母が出演しています。
母は3歳の時から始めたそうで、まだ自分が子供だった頃、三宜桜に見に来た
思い出が有ります。
その保存活動に関わった一人として こうして母のお仕舞いを見ていると感慨深い
ものが有ります。
母は大腸ガン、膠原病など7つもの大病を患い、足には人工骨を入れ、数年前には
入退院を繰り返していましたが、ファイティングスピリッツだけは旺盛で、不死鳥の
如く、その度に立ち直って今日もこうして敦盛を舞っています。
息子としては本当に尊敬出来る母を持てて幸せです。
天国から父も見守ってくれていると思います。