母の一周忌。
2021年 11月18日です。昨日は母の一周忌でした。
親族が佐賀のお寺に集まって一周忌の法要を致しました。
早いもので、母が93歳の大往生を遂げてからもう一年です。
末期の胃癌でしたが訪問看護のお医者様やスタッフの皆様の
おかげで苦しみことも痛みも無く亡くなる4日前迄店に顔を出し、
亡くなる当日まで自分でトイレに行けて親族に見守られての
家庭での大往生でした。
晩年まで元気で会社経営はもとより、趣味も多彩でお仕舞い、
踊りにおうたいなどを楽しんでいました。
病気も膠原病や癌も30年も患っていましたが、
「人間、病気では死なない、寿命で死ぬのよ」
と言って88歳からピアノを始め
92歳で菊池渓谷のカヌーにも挑戦していました。
遺言は「延命治療はいっさいせずに自分が亡くなったら弔辞ではなく
祝辞を述べて欲しい」と
言われ、子としてその通りに出来た事が親孝行だったかなぁと
感じる一周忌でした。特に妻をはじめ、姉や妹、社員の暖かさに
どれだけ心が癒された事でしょう。
きっと母もそうだったと思います。
時世の句は
「あの世より なお幸せの現代の(うつしよの)
我が生涯よ 南無阿弥陀」
でした。
(母の亡くなった事はブログには記載していませんでしたが、
一周忌を機に初めて投稿させて頂きました。
母とご縁のあられた皆様にこの場を借りて感謝申し上げます。)