最高のプレゼント その2
2016年 12月31日です。 昨夜に続き夜中に書いています
昨日、佐賀の菩提寺 正覚寺の住職様から頂いた 吉田時計店の佐賀時代の絵の
続きです。
絵の由来ですが、私同様に 住職様も古い時計の収集家でもいらっしゃいます。
佐賀にお墓参りに行った折は 住職様のコレクションを見るのが私の楽しみの
一つでも有ります。
今年、住職様がご自分のコレクションのメンテナンスに佐賀にある歴史ある
時計屋さんを訪れられた折に、飾ってあったこの絵を見つけられたそうで
す。よく見ると 「 吉田清一郎 」の文字があり、これは吉田さんの佐賀の店に
間違いないと思い、吉田家のためにその時計店のご主人と交渉して手に入れられ
プレゼントして下さったのです。
しかも原本の絵 プラス 複製までして下さり額にまで入れて下さったのです。
そのご厚意に 私も母もあまりの感動で一瞬言葉が出ませんでした。
丁重にお礼を申し上げながら、そうか、我が家のご先祖様の店はこのような
店だったのかとじっと目を凝らして絵を見つめました。
明治18年に佐賀にて創業という事は図書館に残っている文献で知っていましたが
現存するビジュアルは 明治27年に移転してきた門司時代の写真が一番古い資料
でした。数年前に佐賀時代の初代の名刺が親戚の家から発見されて保存していますが
吉田時計店の最古の資料が見つかり、手に入った訳です。
当時の店の様子まで垣間見る事が出来ます。看板の様子も分かります。
思っていたより 大きな店だった事にも驚きました。
初代のひいおじいさんに思いを馳せる事も出来ました。
住職様、佐賀の時計屋さん、本当にありがとうございます。
今年最後のビックなプレゼントに心からに感謝しております。