最後のDJ
2015年 3月30日です。 今日も良い天気ですね。
昨夜は感動の夜となりました。
2011年12月から続けてきたクロスFMのラジオ、北九魂の最後の放送日でした。
思えば、東日本大震災の時に流れた曲が
「 上を向いて歩こう」や 「明日があるさ」などであり、震災直後に被災者が
欲しかったものは
1: 食料
2: 確実な情報
3: 明るい歌
だったと、ある勉強会で知り、何とか昭和歌謡の番組が出来ないかなあ、と
考えていた時に北九魂の西川ディレクターからお話を頂いて12月からスタート。
当初は1年半位の予定でしたが、ナビゲーターの鶴田さん、暖かいリスナーさんからの
メッセージ、北九魂のスタッフの皆様に支えられて何と3年4ヶ月も続けらる事が
出来ました。
その間、新聞でも大きく取り上げられ、それを見られた米良美一さんから対談の
申し込みがあったりして、それがご縁で米良美一さんのコンサートを門司で開催
することも出来ました。
色んなご縁から
ダークダックスのゾウさんこと 遠山 一 様
宝石デザイナーとして活躍中でもある 梶 光夫 様
絵画展でもお世話になっている 八代亜紀 様
ワイルドワンズの 鳥塚茂樹 様
ブルーコメッツの 小田 啓義 様
などが 生電話でご出演頂いたりもしました。
そして何よりも、腰痛があろうと、3年4ヶ月、一度も欠席する事無く、毎週
日曜日の夜に生放送に通えたということも嬉しい事でした。
昨夜は そんな思い出を胸に 最後の選曲で
見上げてごらん夜の星を ( 震災からの昭和歌謡コーナーの思いを込めて)
色付きの女でいてくれよ ( 鶴田さん始め女性リスナーに向けてのメッセージ)
さよならの向こう側 ( 感謝と未来に向けて)
を 選んで流させて頂きました。
曲が流れている間も絶えず、リスナーの方からのメッセージが次々と届き、
本当に感激しましたが、番組修了後も感激は続きました。
何とスタジオ前に集まられたリスナーの方からの花束まで頂いたのです。
しかも、宝石店にふさわしい色とりどりの花束をわざわざ作って下さって
いました。ラジオネームのスリーエスさん、もりまりもさん、本当にありがとう
ございます。
考えてみれば花束といえば、送る側ばかりで送られたのは初めての様な気がして
嬉しく思いました。
昭和歌謡のコーナーが終わるだけでは無く、北九魂そのものが一旦、幕を閉じ、
来週からはクロスFM直属の北九州の番組がスタートするそうです。
ナビゲーターは引き続き鶴田さんが担当されるそうですが、一旦、北九魂は終了と
いう事で、番組終了後の深夜、スタッフとリスナーの方々が集まって
「 西川さん、北九魂、ありがとう 」の会が開催されました。
ここで、参加者全員の一言スピーチがありましたが、つくづくと北九魂はリスナーに
愛された番組であり、かつリスナーの方々の人生の応援番組だったんだなあと
感じました。その北九魂の6年余に及ぶ歴史の中で3年4ヶ月、昭和歌謡という
コーナーでDJさせて頂いた幸せを感じながら、美味しいビールを飲む事が
出来ました。
本当に皆様に感謝です。