闘創記 22 仕事納め
2017年12月30日です。昨日19:00で今年の店の
仕事納めでした。
毎年、全員で乾杯しての仕事納めですが、スカイプでつないで
私は病床のベットの上からの参加です。
先程出来上がったばかりの社内報最新版に今年の重大ニュースも
記載して2017年を振り返り、皆で乾杯!
初売りは1月2日からです。そちらの準備も出来たようです。
私不在でも店を切り盛りして下さるスタッフに感謝です。
2017年12月30日です。昨日19:00で今年の店の
仕事納めでした。
毎年、全員で乾杯しての仕事納めですが、スカイプでつないで
私は病床のベットの上からの参加です。
先程出来上がったばかりの社内報最新版に今年の重大ニュースも
記載して2017年を振り返り、皆で乾杯!
初売りは1月2日からです。そちらの準備も出来たようです。
私不在でも店を切り盛りして下さるスタッフに感謝です。
2017年 12月29日です。 入院19日目です。
今日はヨシダの仕事納めの日です。
ベットの上からあれこれと指示を出したり、社内報を作ったり
しておりますが今日中に全てを完成させなければなりません。
そして自分自身のプレーヤーとして関わった仕事もひと段落を
つけねばなりません。
リハビリも本格化して参りましたし、遠方から相談事のある方も
来られます。
通常の倍の多忙な一日になりそうです。
頑張ります。
2017年 12月28日です。入院19日目、昨日に続いてNさんの
話です。
お亡くなりになられて行った葬儀でNさんの自ら作られたパンフレッ
トが配られました。
死期を悟られておられたNさんからのパンフレットは北九州の景色を
バックに感謝の言葉が綴られていました。
中を開けると、、、
読書家であられたNさんのお薦めの本の解説に続いて
辛かった闘病の時に30分だけは辛さを忘れられたという
落語の解説でした。
亡くなられてなお、自分に縁のあられた方に
「辛さをひとときでも忘れる事が出来るという落語」の10話の紹介に
Nさんの思いやりと優しさに 涙が出て仕方ありませんでした。
あるセミナーで習った 「 与える 」という言葉と実行に
頭が下がりました。
そんな事を思い出させるベットの上ですね。
2017年 12月27日です。入院18日目の夜です。
とても風が強く外はヒューヒュー風の音。
眠られずに起きていると今年亡くなられたNさんの事を思い出します
「Nさん、辛かったろうなあ、、、」と つくづく思います。
Nさんはとは9年前に知合いました。
ラジオのプロデューサーの方でした。
その番組にゲスト出演した時に居合わせた学生さん達と
恋愛問題の秘訣なんて話しをして盛り上がっていましたら
「吉田さんの年で20代の学生さん達と談笑して盛り上がっている
なんてビックリです。良かったら毎月ゲスト出演なさいませんか」
と、言われて私とラジオとの関わりを作って下さった方です。
2年後、Nさんの計らいで「昭和歌謡ヒットパレード」というコーナ
ーが出来、そこに出演させて頂きそれは(最初半年の予定でしたが)
3年半も続き、毎週日曜日の夜に一回も欠かす事なく生出演させて
頂きました。私にとって恩人でもあります。
そのN氏が病に倒れたのは今年春の事、大変お元気だったのですが
いきなりステージ4の膵臓癌になられたのです。
夏に電話でお話ししました。
「 ガンの治療がきつくてきつくて、投薬をやめてもらいました。
やっと自分でトイレに行ける様になりました。」
「Nさん、私は未だ何の恩返しも出来ていませんよ。」
と言うと
「何を仰いますか、吉田さんにはお世話になってばかりで、、
ただね、
娘が来年、受験でしょう。娘が可哀想でね」と、
自分の事よりお嬢様の事を気遣っておられました。
その一月後、訃報が届きました。未だ50代の若さでした。
病室でベットの上にいるとやけにNさんの事を思い出します。
私は痛かったとはいえケガですから手術も終えて後は快復に向かって
努力すれば良いだけです。
つまり最大マイナス点は過ぎてゼロ点に向かって努力をすれば良い
だけです。Nさんはそれすら叶わずマイナスの深さを感じながら
最大マイナス点を思いながらベットの上におられた訳です。
精神的にも肉体的にもつらかっただろうなあ、、と深夜の
ベットの中で思います。
そのNさんの葬儀で私はさらにNさんの凄さを知る事になります。
疲れたので続きは明日書きますね。
2017年 12月26日です。入院17日目、術後15日目です。
今日、ケガをして以来、はめていたニーパットが外れました。
ニーパットとは脚に添えて巻いていたギブスの様な補助の道具です。
昔は石膏などで固めていましたが、今はマジックテープなどで
取外し出来る器具で 留めるようになっているのですね。
本格的なリハビリも今日から始まります。
本格的な、、という意味はケガをした方の脚のリハビリという意味
です。今までは元気な右脚で支えなければいけなかったので右脚の
筋トレと上半部の筋トレだった訳ですね。
ケガをして数日後、お見舞に来られたI君が言われました。
I君の友人の方(36歳)が私と同じように転倒して 転んで階段から
落ちてそのまま亡くなられたそうです。それも私の事故の数日後の
話だそうです。
また昨年の話ですが、お客様が屋根から落ちられて亡くなられた話
もあります。
私自身も数年前、スーパー銭湯にて、ボディソープが床にこぼれてい
て滑って転んで頭を強打、数センチ先に門が尖った石があり、
ゾーとした経験があります。その時の転び方と比べると今回の方が
軽い転び方でした。ただ、今回はコンクリートの土間に強打した訳で
お皿が複雑骨折した訳ですよね。
それらに比べると全治1・5〜2ヶ月とはいえ治る訳ですから
「マ、仕方ないな」と 受け入れるしかありませんよね。
何でも最悪と比較して 良いトコ探しして 明るくやっていこうと
思っています。