2024年 7月23日です。今日は「記録保存の名のもとの破壊」
について書きますね。
記録保存といえば保存されるかのように感じますが
実は記録を取った上でそれを壊すという事です。
甘い言葉に騙されないで下さいね。
ある方がXで良い例を書かれていました。
市の何処かから名画が出てきた。その名画を展示するには場所も
費用もいるので写真に撮ってから名画を破り捨てることに等しい、、と。
上手な表現だと感心しました。
今回は名画ではなく世界遺産級の遺構です。
観光名所になる可能性もあるのにその試算すらしていません。
私の体験談を書きますね。京都の青蓮院で本物の青不動の絵が公開
されました。2009年の事です。普段は複製が展示されています。
本物の青不動の絵を見た時、両目から涙が噴き出しました。
涙が流れる、、ではなく、吹き出したのです。自分でも初めての
体験でした。本物はやはり違います。魂が宿っています。
その後、複製の青不動を何回か見る機会がありましたが、感動は
少なかったです。 ホンモノの魅力ですね。
ある設計の方の言葉ですが、記録保存なんて
余り役に立たないといいます。
今回の記録保存には2000万円以上の税金が投入されるそうです。
そこまでして記録保存にこだわる必要があるのでしょうか?
本物を保存する方が価値が残り、魂も伝える事が出来て、
税金投入も少なくて済むのでは
ないでしょうか?
皆さんはどう思われますか?
そもそも、何故遺構を破壊してまで市は複合施設建設に
こだわるのでしょうか?
明日はその複合施設建設の危険性について書きますね。
いったん、立ち止まれに賛同の方は下記のオンライン署名を
お願いします。
▼署名サイト
https://www.change.org/p/%E9%96%80%E5%8F%B8%E6%B8%AF%E5%9C%B0%E5%9F%9F%E8%A4%87%E5%90%88%E5%85%AC%E5%85%B1%E6%96%BD%E8%A8%AD%E5%BB%BA%E8%A8%AD%E3%81%AE%E8%A8%88%E7%94%BB%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6-%E3%81%84%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%82%93%E7%AB%8B%E3%81%A1%E6%AD%A2%E3%81%BE%E3%82%8A-%E8%A8%AD%E8%A8%88%E3%81%AE%E8%A6%8B%E7%9B%B4%E3%81%97%E3%82%92%E5%90%AB%E3%82%81%E5%B8%82%E6%B0%91%E3%81%A8%E5%B0%82%E9%96%80%E5%AE%B6%E3%81%A8%E5%8D%94%E8%AD%B0%E3%81%99%E3%82%8B%E3%81%93%E3%81%A8%E3%82%92%E5%8C%97%E4%B9%9D%E5%B7%9E%E5%B8%82%E3%81%AB%E6%B1%82%E3%82%81%E3%81%BE%E3%81%99?recruiter=1223689121&recruited_by_id=cd7bf070-08b4-11ec-90ad-c3d87421f6b5&utm_source=share_petition&utm_campaign=share_for_starters_page&utm_medium=copylink
リアルの文章の署名をなされた方は不要です。
門司の11もの各団体が署名のまとめ作業にかかります。
リアル署名をしておられない方で賛同の方はぜひ上記の
オンライン署名をお願い致します。
2024年 7月21日です。複合施設についての続きです。
昨日のTNCさんの番組で今回のポイントを3つ上げていました。
その全てがポイントですが、今日は最後の市の対応の不充分さに
ついて書きますね。
ある投稿についてそれを添付します。民主主義の観点からの投稿です。
長くなりますが、ご覧ください。
このブログをご覧の方はどう思われますか?
長文となりますが、皆様にお願いがあります。どうか、お時間ある時に御一読くださいませ。
福岡県北九州市の武内和久市長は、非の打ち所がない輝かしい経歴の持ち主です。しかも、私と同級生(昭和46年生)、同い年で、同じ時代を同じ価値観で生きてきた方だと考えると何となく誇らしい感じもします。
先日、北九州市の知人から、信じられない話を聞きました。その後、その信じられない話の真実を知りたくて、必死になって様々な情報を集めました。そして、自分としては、絶対に無視できない話になってしまいました。
北九州市の初代門司港駅は、大昔、九州に鉄道網を整備したいと考えた多くの人々がその夢を叶えるためのシンボルとして作られた歴史的にも価値の高い建造物遺構として知られています。1942年に関門トンネルが開通するまでは「門司駅」として、本州側の玄関口だった下関からの連絡船と接続し、「九州への始発駅」であり「九州からの終着駅」だったのです。島国である我が国が全国を線路で結ぶためには、門司港駅のような歴史的存在は大きな意味を持っていました。それは市民の皆様にとっても同じで地域の誇りなのです。その歴史的価値は海を渡り国際団体から保存を求められるほど高い評価を受けた遺構なのです。
しかし、武内市長は市民や関係者の皆様の反対意見を聞き入れずに、その場所に複合施設を新たに建設する計画を推し進めています。武内市長はもともと北九州市とは縁もゆかりもなく、北九州市長選挙の数年前には福岡県知事選挙に落選したりしています。自民党の麻生太郎元総理に支えられ、もともとの有力候補を押しのけて北九州市長になった方です。それだけに、前記のような市民の感情はなかなか理解して頂けない事は仕方ないのかもしれません。
今回の議論は「初代門司港駅遺構を守る」という文化的価値の保存運動ではありません。民主主義の根幹を揺るがす武内市長の政策決定プロセスに問題があります。私と同い年ですから干支は猪です。猪突猛進の性格は、同級の私には痛いほどわかります。それでも、立ち止まる勇気は必要です。これだけ市民の皆様から拒否されている政策を、どうしてこれほど推し進めてしまうのでしょうか。しかも反論を一切受け入れず、邪魔者を排除までする武内市長のやり方には、同級の誇りとしたい気持ちに悔しささえ感じます。市長の本意とは別に、政治的な意向があるのでしょうか。武内市長ほど優秀な方の判断ですから地域のためには重要な施策かもしれませんが、そうだとしても、これだけの反対があるのですから説明不足なのは間違いありません。
私は、政治家の最も大切な仕事は、合意形成だと考えています。どんな方法でも、まずは合意形成を達成できるかどうかが政治家の技量だと思うのです。それに加え、市民が最も敏感になる建設費用は破格の120億円。関連費用を加えるともっと高額となるはずです。それでも猪突猛進する武内市長の本意がわかりません。
とにかく市民も、国内外の有識者も計画の見直しを求めています。
ぜひ、皆様、北九州市だけの問題と捉えず、全国の地方都市で起こりうる民主主義の危機と考えてください。署名サイトの内容をご覧頂き、ご賛同頂ける場合は、ぜひ、賛同署名をお願い致します。
私、木村亮治は、門司港地域複合公共施設建設の計画について いったん立ち止まり設計の見直しを含め市民と専門家と協議することを北九州市、武内和久市長に求めます!
▼署名サイト
https://www.change.org/p/%E9%96%80%E5%8F%B8%E6%B8%AF%E5%9C%B0%E5%9F%9F%E8%A4%87%E5%90%88%E5%85%AC%E5%85%B1%E6%96%BD%E8%A8%AD%E5%BB%BA%E8%A8%AD%E3%81%AE%E8%A8%88%E7%94%BB%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6-%E3%81%84%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%82%93%E7%AB%8B%E3%81%A1%E6%AD%A2%E3%81%BE%E3%82%8A-%E8%A8%AD%E8%A8%88%E3%81%AE%E8%A6%8B%E7%9B%B4%E3%81%97%E3%82%92%E5%90%AB%E3%82%81%E5%B8%82%E6%B0%91%E3%81%A8%E5%B0%82%E9%96%80%E5%AE%B6%E3%81%A8%E5%8D%94%E8%AD%B0%E3%81%99%E3%82%8B%E3%81%93%E3%81%A8%E3%82%92%E5%8C%97%E4%B9%9D%E5%B7%9E%E5%B8%82%E3%81%AB%E6%B1%82%E3%82%81%E3%81%BE%E3%81%99?recruiter=1223689121&recruited_by_id=cd7bf070-08b4-11ec-90ad-c3d87421f6b5&utm_source=share_petition&utm_campaign=share_for_starters_page&utm_medium=copylink
2024年 7月20日です。今朝のTNC特番でインタビューを
受けた番組が放映されました。
イコモスの提案にも何も変わらない市の姿勢に15分もの時間を
かけて特集して下さいました。
私は40年、まちづくり活動をしていたので、最初の11年は民間だけ、
後半29年は市と共に官民一体で門司港レトロの街づくりに
携わってきました。官民一体は本当に楽しかったです
これからも一緒になって良い街づくりをやっていきたいのですが、、
そして何より、遺構も活かした街づくりをして全国の見本になれる様な
チャンスなのになぜ早急に急ぐのか分かりません。
こんな門司では無かった、こんな北九州では無かった、、
なぜ行政は立ち止まって地元の意見を聞いてくれないのだろう、、と
悲しみでいっぱいです。
★ この投稿は時系列で書いていく予定でしたが、学会員の不可思議な
担当変えから 復帰署名運動などなど あまりにもテンポが早いのと、
今までの経緯は昨日のNHKや、今日のTNCさんが報道して下さったので
区民の皆様がまだご存じでないことで私が知り得たことを明日から
書いて参ります。
★ TNCさん、真実の深掘り報道ありがとうございます。見られた市民の
皆様は分かりやすかったと思います。
2024年 7月16日です。昨日の続きです。
この問題に入ったきっかけは新聞報道で知った
北九州埋蔵文化財センターで8月18日まで
開催されている「門司港遺跡速報展」を見たのが
きっかけでした。
その時の社長ブログは下記をご覧下さい。
門司駅遺構速報展を見に行きました。
旧門司駅遺構展を見て 2
興味を持った私は5月になって開催されたある会の説明会に
参加しました。
この時の感想は下記の社長ブログをご覧下さい。
旧門司駅遺構の説明会
こうして遺構発見後初めて開かれた市の説明会に5月29日に
出席したのですが驚く事ばかりでした。
先ず、市政だよりにも掲載されていない説明会で、行く途中に会った
レトロの仲間にも「説明会に行くの?」と聞いたら
「何のこと?」と知らない人が多いのに驚きました。
次に資料も何も配られずスクリーンによる説明会形式にも
驚きました。
仕事関係でも資料無しの説明会など今まで経験が無かったので、
ビックリしました。
この説明会に関しては新聞にも報道されました。
130人の参加者の中で「直ぐに建設して欲しい」との意見は数名、
100名以上の方々は「いったん立ち止まって考え直して欲しい」
だったように思います。
事実かどうかは
市のHPにYouTube配信されていますし、寄せられた意見も
掲載されているので、ご覧頂きお確かめ下さい。
どう思われますか?
続きはまた明日書きますね。
「いったん立ち止まれ」に ご賛同の方は下記のオンライン署名を
お願いします。
https://chng.it/5KtyfCkyN6
2024年 7月15日です。先週、初対面の方々から
合うや否や本題に入る前に
「吉田さんは門司港について詳しいのでしょう?
門司港の遺構保存はどうなってますか?」と質問されて
驚きました。
私が知っていることや思うことを書きたいと思います。
とても長くなりますので数回に渡り書きますね。
先ず、このままいくと下記の様な複合施設が建設されます。
門司港駅と鉄道記念館の間の土地にです。
5階建、一部6階部分もあります。
建設費用は122億円、しかも市債だそうです。
この借金は次世代の方々が担うのですね。
様々な問題点がある図面で、そのために発掘されて初代門司駅遺構も
壊されます。
壊されて建てられるこの複合施設について
いったん立ち止まって考え直して欲しいと9つの市民団体が
署名活動を開始しました。
上記の複合施設について疑問を感じられる方は
下記をご覧下さい。
https://chng.it/5KtyfCkyN6
明日からは今までの経過などを徐々に書いて参ります。
門司で139年に渡り商いをさせて頂いた商人として、
建設計画の仔細や、遺構の事など私が現在知っている
情報発信をさせて頂き、区民や市民の方に
知っていただきたいと思い書いて参ります。