めがね、時計、ジュエリー宝石リフォーム、補聴器のことなら安心と信頼の福岡県北九州市門司のヨシダ

関門海峡花火大会の思い出


2024年 8月13日です。今日は関門海峡花火大会の日です。

下関は市が主催ですが、門司は「実行委員会」の名のボランティアが

主催です。ご存知でない方が多いのでその歴史を書きますね。

長文になります。

1988年、門司まちづくり21世紀の会が主催で始められました。

当時の会員で先頭に立たれたのが、

高橋康雄さん、橋本誠一さん、齊藤昭英さんたちでした。

このお三方はすでに鬼籍に入られています。

その時の先輩が吉崎さんで永年、実行委員長を務められた後に

官民一体の門司港レトロ倶楽部の2代目会長をなされました。

 

その後を継いで実行委員長で花火大会を牽引されたのが

石塚さんです。吉崎さん、石塚さんのご尽力は側で見ていて

本当に頭が下がりました。

時が流れ、上述の橋本誠一さんが21世紀の会の会長になられた

時から毎年実行委員長が若手主体の一年交代制を導入されました。

これにより門司の若手の方々が汗をかきつつも成長なされる姿を

側で見て頭が下がる思いでした。

その若手の方々の成長を ずっと見守られたのが吉崎さんや

石塚さん達でした。今は大会委員長の宮田さん達が

若手を指導なされておられます。

その育ってこられて若手の中で

昨年は齊藤昭英さんのご子息が実行委員長をなされ、

今年は高橋泰雄さんのご子息が実行委員長です。

お父さんの高橋さんも、齊藤さんも一緒の経営勉強会を30年以上

一緒にした私は感慨深いものがあります。

「ああ、この立派に育ったご子息の姿を見て欲しかった!」との

想いです。

今夜の関門海峡花火大会が無事に終え、観客の皆さまが

楽しんで下さる事を祈るばかりです。

続きはまた明日書きますね。

 

 

門司港の複合施設について思うこと 2


2024年 7月16日です。昨日の続きです。

この問題に入ったきっかけは新聞報道で知った

北九州埋蔵文化財センターで8月18日まで

開催されている「門司港遺跡速報展」を見たのが

きっかけでした。

その時の社長ブログは下記をご覧下さい。

門司駅遺構速報展を見に行きました。

旧門司駅遺構展を見て 2

興味を持った私は5月になって開催されたある会の説明会に

参加しました。

この時の感想は下記の社長ブログをご覧下さい。

旧門司駅遺構の説明会

こうして遺構発見後初めて開かれた市の説明会に5月29日に

出席したのですが驚く事ばかりでした。

先ず、市政だよりにも掲載されていない説明会で、行く途中に会った

レトロの仲間にも「説明会に行くの?」と聞いたら

「何のこと?」と知らない人が多いのに驚きました。

次に資料も何も配られずスクリーンによる説明会形式にも

驚きました。

仕事関係でも資料無しの説明会など今まで経験が無かったので、

ビックリしました。

この説明会に関しては新聞にも報道されました。

130人の参加者の中で「直ぐに建設して欲しい」との意見は数名、

100名以上の方々は「いったん立ち止まって考え直して欲しい」

だったように思います。

事実かどうかは

市のHPにYouTube配信されていますし、寄せられた意見も

掲載されているので、ご覧頂きお確かめ下さい。

 

どう思われますか?

続きはまた明日書きますね。

 

「いったん立ち止まれ」に ご賛同の方は下記のオンライン署名を

お願いします。

https://chng.it/5KtyfCkyN6

門司港の複合施設について思うこと 1


2024年 7月15日です。先週、初対面の方々から

合うや否や本題に入る前に

「吉田さんは門司港について詳しいのでしょう?

門司港の遺構保存はどうなってますか?」と質問されて

驚きました。

 

私が知っていることや思うことを書きたいと思います。

とても長くなりますので数回に渡り書きますね。

先ず、このままいくと下記の様な複合施設が建設されます。

門司港駅と鉄道記念館の間の土地にです。

5階建、一部6階部分もあります。

建設費用は122億円、しかも市債だそうです。

この借金は次世代の方々が担うのですね。

様々な問題点がある図面で、そのために発掘されて初代門司駅遺構も

壊されます。

 

壊されて建てられるこの複合施設について

いったん立ち止まって考え直して欲しいと9つの市民団体が

署名活動を開始しました。

上記の複合施設について疑問を感じられる方は

下記をご覧下さい。

https://chng.it/5KtyfCkyN6

 

 

明日からは今までの経過などを徐々に書いて参ります。

門司で139年に渡り商いをさせて頂いた商人として、

建設計画の仔細や、遺構の事など私が現在知っている

情報発信をさせて頂き、区民や市民の方に

知っていただきたいと思い書いて参ります。

林芙美子忌の会


2024年 7月2日です。先日の日曜日、林芙美子忌の会が

小森江西文化センターで開催されました。

私が会長を務める林芙美子資料保存会も30年前から協力させて

頂いております。主に企画部門ですが、今年はシンガーソングライターの

ちひろさんに数曲、満席の会場で歌って頂きました。

中でも林芙美子さんの有名な詩、

「花の命は短くて」をちひろさんが作曲して歌って下さったのは

嬉しく、また好評でした。

北九州市の市民憲章の最後は

「文化のかおるまちにします」と、結ばれておりますが、その市民憲章が

制定された1981年の3年も前からこの小森江地区の住民により

林芙美子忌の会は毎年、開催されています。

正に市民憲章のお手本となる活動ですね。

林芙美子資料保存会としても出来得る限りこれからも協力していこうと

考えています。

本当に「文化のかおるまち」の一助を担える事に感謝です。

小森江地区の住民の皆さま、ありがとうございます。

全員一致で見直し論。


2024年 6月28日です。昨夜は仕事を早めに切り上げて

門司の生涯学習センターに参りました。

門司港まちなみづくり協議会の総会と門司港複合公共施設整備事業の

今後の進め方についての説明会を聞くためです。

どんな施設が建つにせよ、それは市債であり、言うなれば借金です。

その借金を払っていくのは私たち世代だけでなく、次世代の人たちです。

私を例えると私の子供たちとなります。

だから「どうせ行政が建てるのだから、、」と見過ごす訳には参りません。

無意味に豪華である必要もありません。

人口に似合ったコンパクトで便利なモノで良いと思います。

専門家が認めている門司駅遺構を壊してまで建てなくても良いと

思います。

2時間に渡り20:00まで続いた質疑応答は圧倒的に見直し論に終始

しました。計画通りに進めようという意見は一つもありませんでした。

全てが一旦立ち止まって考え直そうという意見でした。

「賛否両論」という言葉は皆無の会でした。

 

この門司港を愛する地域住民の声が市の幹部や市議会に届くことを

祈ります。

嬉しかったのは 「ただ単に反対」ではなく

ほとんどの方が「代案」を持たれて話されたことです。

それの代案を「聴く耳」を市の幹部や、市議会は持って欲しいと

思います。そうでなければ担当なさって説明される市の職員さんが

かわいそうにも思えます。

私の思いは間違っているでしょうか?