- 2016年7月25日
- テーマ: めがね, ヨシダの歴史, 接客物語
2016年 7月25日です。
先週の話です。
ある上得意様が ご来店なさいました。お聞きしますと、ここ数ヶ月 体調が
すぐれずにお家と病院通いで日々 過ごされていたそうです。
その日は めがねのレンズ交換でのご来店でした。
商談が成立して お買上後、色々とお話をしているうちに その方が見る見る間に
元気になられていくのが 私もスタッフも感じました。
「 ヨシダさんのところに来ると 気分が晴れて元気になるわ 」
と、そう言われて 和かに笑われてお帰りになられました。
帰られた後で
「そう言えば、、」、と、スタッフがつぶやきました。
「 最近、同じ台詞を良くお客様から言われます。ヨシダさんの所に来ると
元気になれるって。ヨシダにはそんなオーラが有るのかも知れませんね。」
と。
そう言われてみて ふと、思い当たる節が有りました。
続きは 明日、書きますね。
- 2016年7月18日
- テーマ: めがね, ヨシダの歴史, 地金買取, 思い出話, 接客物語
2016年 7月18日です。 祭日ですが懐かしい出会いがありました。
90歳になられるご婦人が お孫さんと共に見えられました。
新聞チラシで ヨシダの地金買取を知ってお見えになられたのです。
たくさんのジュエリーをお売りになられました。
ご自分が予想されていたより 数倍の買取金額にビックリなされて
「 これで今夜は家族たちに美味しい夕食でも食べようかしら」など、本当に
喜ばれて、そのお金の一部でめがね迄 お作り頂きました。
帰られた後で、もう要らないから処分して下さいと言われたケースや保証書の
中から 懐かしい領収書が出てまいりました。
昭和55年の領収書でまぎれも無い私の文字です。
収入印紙が百円の時代です。36年前の自分の文字との出会いです。
とても懐かしく 昔の自分に出会った気分です。
こうしてジュエリーは 不要になってもご家族の絆を深める資金になる場合も
あるから良いですよね。
- 2016年7月9日
- テーマ: めがね, 地金買取, 接客物語
2016年 7月9日です。 雨ですね。
昨日の朝礼で嬉しい報告が 有りました。
あるお客様が めがねをお作りに来られたそうです。 レンズ変えだけのご予定でした
が、よく見ると少し古い形の金のフレームでした。
「 金ですから 買い取る事も出来ますよ 」 と、ご提案しましたら
「 エッ そんな事が出来るのですか ?」と驚かれ、
試算してみますと 数万円になり、その金額で いま、目に優しい遠近両用レンズと
かけやすいフレームを手出し無しで お求め下さったそうです。
それから 数日して 再びご来店下さり
「 予定していたお金を使わずにすんだから、、」と、 今度は お手元専用の
めがねまで お買い求め下さったのです。
ネックレスや指輪は 買取の事はご存知でも 金のめがねが買取が出来るという事を
知らないお客様が 案外と多いのです。
昨日のテレビでもユーロ圏からの英国離脱で金が高騰しはじめたとのニュースが
流れていました。
確かにここ半月で上がってきています。
ヨシダでも急遽 チラシを作り 今日から折込スタートです。
- 2016年7月4日
- テーマ: めがね, 宝飾時計, 接客物語
2016年 7月4日です。 今日は時計の話です。
先週に ヨシダで取り扱っている 宝飾時計、ルビアントについて2回ほど
ブログアップしましたが、昨日も販売する事が出来ました。
ご主人様が 社長になられたとかで、ふさわしいめがねを作りにご夫妻で
ご来店頂きました。しかも遠方からです。
おしゃれなめがねをお買上頂いた後で お話を伺っていますと
某デパートで 有名ブランドの時計を下見していらっしゃるとの事でした。
「 ヨシダにも 高級な時計があるので見て下さい」と、たくさんの時計を
見て下さって 上記のルビアントウオッチをお求め頂きました。
ホワイトゴールドのケースが おしゃれで、しかも軽いのが良い、見やすいし、、
という点が お気に召して頂いた様です。
ルビアントはまだまだ在庫が充実してしているので ちょっと良い時計を
お探しの方には良いのかも知れません。
とあれ、社長にご就任という記念の時計、そしてめがねもサングラスも
ご購入頂けて 嬉しい日曜日でした。
- 2016年7月3日
- テーマ: 思い出話, 接客物語, 真珠
2016年 7月3日です。 熱くなってきましたね。
昨日のブログに書いたように 真珠の高額な品をお嬢様方にプレゼントなされた
お客様に ボイスメッセージカードを初めてお付けしたのですが、これにはある
逸話があるのです。
半月ほど前に 家内が
「メッセージカードにも声が録音出来るのが 出来たんですって!」と、
聞かされたときに 思い出した話が有ります。
もう、10年近く前の事です。ある時計メーカーが声が録音出来る目覚時計を
発売した事が有ります。20秒位、声を録音してその声で目覚めようという商品
でした。
ある時に その修理を依頼されました。
「 この目覚時計には 故人の声が入っているのです。でも壊れてしまって聞こえ
ないのです。どこの時計屋さんに持っていっても 修理は出来ないと、言われて、、
でも、私にとっては大切な主人の声なので、ヨシダさんならどうかしてくれるの
ではないかと 訪ねてきました。」
という お話でした。
確かに古い品で 随分とご使用なされた跡が見受けられました。
普通ならば 多分、修理不能と言われるだろうと予測は出来ましたが、お客様の
お話をお聞きすると どうにかしてあげたいという思いが込み上げました。
一旦、お預かりして、メーカーにお願いしました。
幸いにメーカーの担当者は 私と同じセミナーを受講された方で、積極的に動いて
下さいました。
「 本来なら、お断りする事例ですが なんとかしてみましょう」と、時間は
かかりましたが 何とか復元して頂きました。
その 時計をお渡しした時の お客様の涙を私は忘れる事ができません。
「 ああ、これで亡くなった主人の声を子供達に聞かせる事が出来る」と
涙ぐまれたのです。
ああ、お役に立てて良かった、、と心から思いました。
家内から ボイスメッセージカードの話を聞かされた時に この話を思い出し、
「 とりあえず、見本の品を取ってみよう」と、取り寄せた品が
朝礼で社員に見せる前に 昨日お客様用に 使う事が出来ました。
新しく ボイスメッセージカードを取り寄せて 社員にも使途を指示したいと
思っています。