- 2023年10月4日
- テーマ: お客様の声, めがね, 今日のブログ, 接客物語
2023年 10月4日です。遠方からのお客様の話の続きです。
先週の事です。終礼時の連絡時に社員から
「今日、東京からお電話でレンズ注文がありました。」との報告。
「エ! 何で?」と聞けば、
「スポーツめがねのオークリのレンズを交換したいと色んなめがね店を
訪ねたけど、廃番でどこも断られ、ネットで検索したらヨシダさんが
出てきたので問合せの電話をした」
とのお客様の要望だったそうです。
「ヨシダでは可能ですが、原則、ご入金後の制作になります」と、
お答えしたら早速、ご入金があり、フレームも送られて来たので、
直ぐに制作にかかりますとの報告でした。
お客様は紫外線によってレンズの色が変わる「調光レンズ」をご希望
でしたので、恐らく下記のヨシダブログを見られたのだと思います。
【ランニング用に】紫外線により色が変わる調光レンズでオークリー / FLAK2.0(フラックニーテンゼロ/OO9271)を度付きでお作り頂きました! (←をクリック)
当店の技術やSNS、社員の対応が認められたようで嬉しい事例と
なりました。
感謝です。
- 2023年9月17日
- テーマ: お客様の声, ヨシダの歴史, 今日のブログ, 思い出話
2023年 9月17日です。アメリカのお客様からのメールに
「地元愛で、素敵な街で、、」の嬉しいお便りを頂きましたが、
ここには父の遺訓が生きています。
3代目の父は戦後、戦災にあって消失した店を復員後、一から
再興したのですが、次の様な遺訓を残しました。
「正しい納税をせよ、納税した分、店に力がつく」
そして、幼い私に
「正しい納税はその地域のインフラや復興に使われるから、、」
と、話してくれました。そして、
「何も別に寄付をするとかではなくても正しい納税をする事が
一番の地域貢献だよ」とも教えてくれました。
今は綺麗になった門司を含む日本の風景ですが、復員まもなく
焦土と化した門司の街を見るにつけ、その想いを強くしたのかも
知れません。
その門司の街の再生に私が関わるとは当時思ってもみませんでしたが、
その話はまた、明日書きますね。
- 2023年9月16日
- テーマ: お客様の声, めがね, ヨシダの歴史, 今日のブログ, 思い出話
2023年 9月16日です。昨日、アメリカの岸本様から嬉しい
メールを頂きました。その中で、「都会に進出するでもなく、、」の
嬉しい一文がありましたが、なぜそうしているかを書かせていただきます。
吉田家には家訓があります。
初代の清一郎は
「決して保証人にはなるな。
人様の保証が出来るなどと自惚れてはならない」との遺訓を残しました。
二代目の藤吉は
「決して店を大きくするな、
大きくすると内部から崩れる」との遺訓を残しました。
藤吉は戦前、隣で商いをしていた出光佐三翁の影響もあったようで
満州に支店を出した事もあったようです。うまくいかずに、
直ぐに撤退したようですがその時の体験からか、まだ幼かった私に
故郷の佐賀弁で
「店は大きくしごないぞ」と言いながら百円札にアイロンを
かけていた姿を幼心に覚えています。
(ヨシダの新札のお釣りはこの頃からです)
バブルの時代、同業者の出店が華やかなりし頃、門司以外の出店の話は
数多くありました。35年位前の話です。
出店のお話をお断りすると、
「勇気が無いなあ」と言われた事もあります。
でも、今となっては、祖父の遺訓を守って出店しなくて本当に良かった、、
と、心から思います。
その出店の精力を、遠方からのお客様も来られるようにと、
駐車場の確保に費やしました。
今の店舗から駐車場確保までに25年の歳月をかけました。
お客様からのご支援のもとで今は18台の駐車場スペースを
店の両サイドに確保出来ました。
ありがたいですね。
そうして門司はもとより、ご遠方からのお客様も増えて参り
出店費用を駐車場確保に充てて本当に良かったと感じる毎日です。
岸本様の文章の続きで「地元愛で、素敵な街で、、」の話は
父の遺訓の影響も多々あります。それはまた明日、書きますね。
- 2023年9月15日
- テーマ: お客様の声, めがね, ヨシダの歴史, 今日のブログ, 接客物語
2023年 9月15日です。ご遠方からのお客様の話の続きです。
今日から別の話を書く予定でしたが、以心伝心といいますか、アメリカ
からのお客様、岸本様から嬉しいメールを昨日頂きました。
社長ブログに掲載させて頂いて良いかどうかメールでお尋ねしたところ、
快く掲載の許可を得ましたのでその通りに書かせて頂きます。
お世話になっております。
先程メガネが届きました。
スピード便で送って頂きありがとうございます!
このメガネをかけていると、学校の友達や先生から、スーパーマーケットの
お客さんや定員さんから、必ず
「I like your glasses So cool 」などと褒められまくってます!
掛け心地も良いし、とても満足しています。
Made in Japan は最高ですね。
日本の繊細な技術を大切にされて、しかも都会に進出するでもなく、
地元愛で、素敵な街で商売されている吉田メガネさん、これからも
応援し、また次メガネを作る際にはお世話になります。
よろしくお願いします。
ありがとうございました。
岸本 香織
本当に涙が出るほど嬉しいメールでした。
特に「都会に進出するでもなく、、」の一文には胸が熱くなりました。
岸本様、ありがとうございます。
何故、門司以外には出店しないかは、また明日書きますね。
- 2023年9月10日
- テーマ: お客様の声, 今日のブログ, 時計
2023年 9月10日です。先日、スタッフから
「今日、若松からJRでお客様が時計の電池交換に来られました。」
との報告が有りビックリしました。
「エ〜何故、若松から?」とお聞きしたところ、
「若松では時計屋さんが無くなって、電池替えをしてくれる所が
見つからず、ネットでヨシダを調べてお越しになられました。」
との報告でした。
「ア〜、そうなんだなあ、、」と思いつつ、最近とみに
門司以外のお客様のご来店が多い現実に、改めて、遠方からの
お客様の事を思い出して書いてみようと思います。