2024年 9月11日です。門司の複合施設問題に関与して
数ヶ月経ちました。この間、署名活動などをして参りましたが
市長は誰にも会わず、遺構破壊、建設にまっしぐらです。
私たち門司の街づくり団体は11団体集って
「門司の未来を考える会」を結成して8/22と8/29に
現状の説明会を開催して参りました。


「遺構の価値」「複合施設の危険性」についてのゲストの先生の
お話は大好評でしたが、この内容を門司だけでなく、北九州全体に
お知らせしなければいけないと考えました。
幸いに説明会にご参加の皆様のご協力を得て、
また、北九州文化大使でもあられる詩人、多摩大学名誉教授の
平出隆先生が代表になって下さり、新たに
「門司・北九州の未来を考える会」を結成して活動を開始しました。
すでに9/7には小倉南区で説明会を開催しました。

大好評でしたので今日、9/11にも開催致します。
9/12には小倉北区で、9/16には若松、戸畑区でも
開催致します。
各区の主催者はその区に縁のあられる方々が自主的に声を
挙げて下さいました。ありがたいですね。
また、その手法も最先端技術のAIを駆使した「市民の声」を
可視化したやり方で説明会を行います。
日程、日時は下記の通りです。
★ 9月11日 小倉南区説明会
18:30〜 小倉南区 介護施設ニリエ・テラス
★ 9月12日 小倉北区説明会
18:30〜 小倉北区の小倉商工貿易会館
★ 9月16日 若松説明会
10:00〜 若松生涯学習センター
★ 9月16日 戸畑説明会
14:00〜 戸畑生涯学習センター
ご都合のよろしい時間、場所をお選び下さり、今、北九州で
起きている世界が注視しているこの問題の詳細な説明会に
お越し下さいませ。
「門司だけの問題」ではなく「北九州全体の文化行政と市の姿勢」が
お分かり頂けると存じます。
この事は今朝の毎日新聞でも報道されました。

このブログをご覧の皆さま、ご興味があられる方はどうぞ
お好きな日程、場所にお越し下さいね。
2024年 9月10日です。今朝の毎日新聞です。

記事を見て唖然としました。大庭副市長の議会コメントです。
「遺構の評価は文化財指定につながり、複合公共施設を造ろうと
思ったら難しい」との答弁です。
しかも2月の定例市議会での発言と聞いてさらにびっくりです。
市は遺構の価値を知っておきながら複合施設ありきで
無視したのですね。
北九州市民憲章にある「文化のかおるまちにします。」の憲章と
大きくかけ離れていると感じるのは私だけでしょうか?
また公の市議会発言を追求しなかった市の議員の方々にも
驚きです。
いつから北九州市は こうなってしまったのかと悲しみが
溢れます。
市長、まだ間に合います。イコモスさんが言われるように
一度、立ち止まることすらできないのでしょうか?
2024年 9月9日です。ヘリテージアラートが出ても市長は
建設まっしぐらの姿勢を崩さずに対話に関してもまだ無回答です。

市長コメントの?の代替地に関しましては昨日書きましたが、
もう一つの?は「市民の安心安全を第一に考えて」のコメントに
大いに疑問を持っています。
「安心安全が第一」なら、建てようとしている複合施設の「安心安全」
の検証はなされたのでしょうか?
この事は以前から指摘されてきたにも関わらず強行しようとする
根拠はいつ時点の根拠なのでしょうか?
能登地震、昨今の異常気象による災害で安心安全が見直されている中で
私たち門司の未来を考える会では8月29日にその専門でいらっしゃる
大室佑介先生のお話をお伺いしました。
先生は複合施設の設計図を調べて下さりその結果、
「水災害に対応出来ない建物である」と分析して下さいました。

さらに
「今の設計のままだと交通渋滞を引き起こし交通事故にもつながる
危険性が大きい」とも言及されています。
そしてそのような事故が起きた場合、その責任は設計者はもとより
施主(つまり北九州市)にも及びます。
ここまで危険性が予知出来る建物なのに、建設理由を
「市民の安心安全のために」と言われる市長コメントに疑問符を
感じるのは私たちだけでしょうか?
2024年 9月8日です。イコモスからヘルテージアラートが出ても
市長は今までの姿勢を崩さずに建設まっしぐらです。

イコモスや住民との対話すらしようとせずに上記の文章通りですが、
この姿勢には疑問符が2点付きます。
一点は「代替地がないから」とありますが、代替地はいくつかあります。
異常に大きな複合施設の設計ゆえにないだけです。

人口減少に合わせてよりコンパクトにすればいくつでも代替地は
あります。私の知ってるだけで4つも代替地が有りますし、今の
予算123億円より安価でいけそうです。
むしろその代替地案の検討すらしようとしない市の姿勢に疑問符を
感じるのは私だけでしょうか?
★ 市は代替地を考えたが無かったと発表していますがそれは遺構の発見
前のコト。前提が変わったのにそれは論議されていません。
大きすぎる今の設計だから無いと言っているのに過ぎませんよね。
もう一つの(こちらの方が大きな疑問点なのですが)それについては
明日、また書きますね。
2024年 9月6日です。ヘリテージアラートが発令されて、
TV、新聞に大きく報道されても、複合施設建設一直線の市の姿勢に
疑問符を持つのは私だけでしょうか?

そもそもヘリテージアラートって何?と思われる市民も数多いのでは
無いでしょうか?
国連の諮問機関イコモスから数度に渡りヘリテージアラートの
発令の警告が出ていたにもかかわらず、そのことも市政便りに
記載すらせずに推し進めてきた事実を市民の方はご存知でしょうか?

最初は「騒いでいるのは市外の人たちだけ、住民は何も言っていない」
とのコメントが、私たち住民が異を唱え始めると、
「老朽化で待ったなし、区民の安心安全が第一」と言い換えましたが
「安心安全どころか危険極まりない複合施設」が実証され始めました。

現在の自然状況から近いうちに起こる事が予測される水災害に
対応出来ない施設に123億円もの税金が使われようと
しています。安心安全どころか危険度の高い建物です。
さア、今度はどんな言い訳になるのでしょうか?
私たちは市民の本当の安心安全のために真実の情報を
提供していきたいと思います。
市政便りに市民が不信感を持つことだけはやめてほしいと
願うのは私だけでしょうか?