めがね、時計、ジュエリー宝石リフォーム、補聴器のことなら安心と信頼の福岡県北九州市門司のヨシダ

門司港の複合施設について思うこと 2


2024年 7月16日です。昨日の続きです。

この問題に入ったきっかけは新聞報道で知った

北九州埋蔵文化財センターで8月18日まで

開催されている「門司港遺跡速報展」を見たのが

きっかけでした。

その時の社長ブログは下記をご覧下さい。

門司駅遺構速報展を見に行きました。

旧門司駅遺構展を見て 2

興味を持った私は5月になって開催されたある会の説明会に

参加しました。

この時の感想は下記の社長ブログをご覧下さい。

旧門司駅遺構の説明会

こうして遺構発見後初めて開かれた市の説明会に5月29日に

出席したのですが驚く事ばかりでした。

先ず、市政だよりにも掲載されていない説明会で、行く途中に会った

レトロの仲間にも「説明会に行くの?」と聞いたら

「何のこと?」と知らない人が多いのに驚きました。

次に資料も何も配られずスクリーンによる説明会形式にも

驚きました。

仕事関係でも資料無しの説明会など今まで経験が無かったので、

ビックリしました。

この説明会に関しては新聞にも報道されました。

130人の参加者の中で「直ぐに建設して欲しい」との意見は数名、

100名以上の方々は「いったん立ち止まって考え直して欲しい」

だったように思います。

事実かどうかは

市のHPにYouTube配信されていますし、寄せられた意見も

掲載されているので、ご覧頂きお確かめ下さい。

 

どう思われますか?

続きはまた明日書きますね。

 

「いったん立ち止まれ」に ご賛同の方は下記のオンライン署名を

お願いします。

https://chng.it/5KtyfCkyN6

門司港の複合施設について思うこと 1


2024年 7月15日です。先週、初対面の方々から

合うや否や本題に入る前に

「吉田さんは門司港について詳しいのでしょう?

門司港の遺構保存はどうなってますか?」と質問されて

驚きました。

 

私が知っていることや思うことを書きたいと思います。

とても長くなりますので数回に渡り書きますね。

先ず、このままいくと下記の様な複合施設が建設されます。

門司港駅と鉄道記念館の間の土地にです。

5階建、一部6階部分もあります。

建設費用は122億円、しかも市債だそうです。

この借金は次世代の方々が担うのですね。

様々な問題点がある図面で、そのために発掘されて初代門司駅遺構も

壊されます。

 

壊されて建てられるこの複合施設について

いったん立ち止まって考え直して欲しいと9つの市民団体が

署名活動を開始しました。

上記の複合施設について疑問を感じられる方は

下記をご覧下さい。

https://chng.it/5KtyfCkyN6

 

 

明日からは今までの経過などを徐々に書いて参ります。

門司で139年に渡り商いをさせて頂いた商人として、

建設計画の仔細や、遺構の事など私が現在知っている

情報発信をさせて頂き、区民や市民の方に

知っていただきたいと思い書いて参ります。

林芙美子忌の会


2024年 7月2日です。先日の日曜日、林芙美子忌の会が

小森江西文化センターで開催されました。

私が会長を務める林芙美子資料保存会も30年前から協力させて

頂いております。主に企画部門ですが、今年はシンガーソングライターの

ちひろさんに数曲、満席の会場で歌って頂きました。

中でも林芙美子さんの有名な詩、

「花の命は短くて」をちひろさんが作曲して歌って下さったのは

嬉しく、また好評でした。

北九州市の市民憲章の最後は

「文化のかおるまちにします」と、結ばれておりますが、その市民憲章が

制定された1981年の3年も前からこの小森江地区の住民により

林芙美子忌の会は毎年、開催されています。

正に市民憲章のお手本となる活動ですね。

林芙美子資料保存会としても出来得る限りこれからも協力していこうと

考えています。

本当に「文化のかおるまち」の一助を担える事に感謝です。

小森江地区の住民の皆さま、ありがとうございます。

全員一致で見直し論。


2024年 6月28日です。昨夜は仕事を早めに切り上げて

門司の生涯学習センターに参りました。

門司港まちなみづくり協議会の総会と門司港複合公共施設整備事業の

今後の進め方についての説明会を聞くためです。

どんな施設が建つにせよ、それは市債であり、言うなれば借金です。

その借金を払っていくのは私たち世代だけでなく、次世代の人たちです。

私を例えると私の子供たちとなります。

だから「どうせ行政が建てるのだから、、」と見過ごす訳には参りません。

無意味に豪華である必要もありません。

人口に似合ったコンパクトで便利なモノで良いと思います。

専門家が認めている門司駅遺構を壊してまで建てなくても良いと

思います。

2時間に渡り20:00まで続いた質疑応答は圧倒的に見直し論に終始

しました。計画通りに進めようという意見は一つもありませんでした。

全てが一旦立ち止まって考え直そうという意見でした。

「賛否両論」という言葉は皆無の会でした。

 

この門司港を愛する地域住民の声が市の幹部や市議会に届くことを

祈ります。

嬉しかったのは 「ただ単に反対」ではなく

ほとんどの方が「代案」を持たれて話されたことです。

それの代案を「聴く耳」を市の幹部や、市議会は持って欲しいと

思います。そうでなければ担当なさって説明される市の職員さんが

かわいそうにも思えます。

私の思いは間違っているでしょうか?

門司駅遺構の地で、、


2024年 6月22日です。夕刻から門司港に参りました。

旧門司駅の遺構見学会が開催されたからです。

市民参加の見学会が初めてというのにも驚きましたが、たくさんの

方々が集まっておられました。

朝の豪雨が止んで天も味方しているのかなあ、、と感じた

見学会でした。

明治時代の門司駅遺構跡の石垣に触れると、明治18年に創業した

ヨシダが門司に移転した折に、創業者の曽祖父はきっとこの駅に

降り立ったんだろうと感慨深いものがあります。

そして、なぜ市はこの文化的遺構を早急に取り壊そうと急ぐのか、

大いに疑問だらけです。

歴史を紐解けば「文明(開発)」を優先し「文化(歴史)」を蔑ろにした国は

ほぼ100%近く滅ぶようです。

門司が、北九州市がそうならない様に祈るばかりです。