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神頼み その4


2015年 12月21日です。 神頼みの話の続きです。

私が神様を本格的に信じ始めた小さなエピソードです。

大学三年生のころ、私は学業とクラブ活動、そして店の手伝いと3役をこなして

いました。その頃、まだ店も小さく、父が入院していたものですから、店の手伝いも

一年生の時からしておりました。

クラブ活動が西南学院大学ユースホステル会という旅行中心のクラブでしたから、

暇を見つけては旅行、特に離島に出かけていました。

3年生から4年生になる春休みの事です。

友人と与論島に行こうという計画が持ち上がりました。

とても行きたい与論島でしたが、春はその当時は新入学の時計の販売の全盛期で

とても店を留守にする事が自分の中でためらいが有りました。

そして、私は与論島旅行を断念して店で働きました。

 

その、新学期商戦も終えて4月になった頃、父の妹、つまり叔母がやって来ました。

叔母は近くでカメラ店を経営していました。

「 実はメーカーさんの招待旅行がきたけれど、うちの店では行く人がいない。

良かったら清春ちゃん、行きませんか? 」

という美味しいお話でした。

「 場所はどこですか?」 と、お聞きしたら

「 与論島なの」 というご返事にビックリしました。

かくして、5月に私は招待旅行というカタチで与論島に行ったのです。

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旅行記は云々として、

「 自分の意思で店を優先した結果、神様がこの旅行を授けて下さったのではないか」

と、考えました。

「 世の中には神様がいるんだ。」 と、信じ始めた始まりでした。

それから、神様の存在を実感する出来事が数多くあるのですが、それはまたの機会に

書きますね。