ワンちゃん物語 3
2015年 11月11日です。 ワンちゃん物語の続きです。
中学生になった私は高校受験勉強を夜していました。
深夜になって眠気覚ましによく散歩に出かけました。
その時に愛犬ハチを伴って出かけたのです。深夜ですから、鎖なしでも
目立ちません。ほとんど人はいないのですから。
そうしてハチとの深夜散歩のある日のこと、門司駅の前に当時は屋台のラーメン屋
さんが3件も営業していました。ラーメンを食べたくなった私はその夜はハチを
連れずに一人で出かけたのです。散歩して、ラーメンを食べて家に戻ると
煌々と明かりが点いています。
家の前には両親が怒った顔で待っていました。
何事かと思っていましたら、散歩に連れていかなかったのでハチがワンワンと
吠え続けて止まず、何と一時間近く吠え続けていたそうです。
その声で一家みんなが起こされたという事でした。
門司駅前の屋台のラーメン屋さんは無くなりましたが、今でも戸の上通りに同じ
味の屋台のラーメン屋さんが在ります。聞けば当時の二代目の方だそうです。
時折、そこでラーメンを食べるたびにこの事を思い出してしまいます。
そんなエピソードもありましたが私が高校生になる頃にはハチも歳をとり、
死期が近づいてきていたのですが、、、その死にあたり、私には辛い思い出が
あるのです。それはまた、明日書きますね。