門司港レトロ20周年
- 2015年3月26日
- テーマ: 今日のブログ, 地域活動, 門司の躍進を考える会, 門司港レトロ倶楽部
2015年 3月25日です。 水曜日の休日、夕刻から門司港ホテルに出掛けました。
レトロ20周年の記念式典が あったのです。
第一部のパネルディスカッションでは 北九州市の梅本副市長、
芸術劇場の 津村館長、門司港レトロ倶楽部の高橋会長がパネラーでしたが、
大変、勉強になる内容で思わず唸ってしまいました。
私はこの官民一体の街づくり団体 門司港レトロ倶楽部の副会長をさせて
頂いており、20年前に立ち上がった時から参加させて頂いておりますが、
この会で本当に勉強させて頂きました。そして、楽しく活動させて頂きました。
衰退していく一方だった門司港が観光地として蘇っていくのを目の辺りにしながら、
門司だけでなく、北九州市一の観光地となり、福岡県
を代表する観光地になった事に
嬉しく思っておりましたが、パネラーの方の
「 確かに良い街にはなったけれど、地元住民の顔が見えてこない」という言葉には
衝撃を覚えました。そう、何と無く感じていた不安を一言でクッキリと言い当てられ
た思いでした。嬉しい事に単なる批判ではなくて、その対応策のヒントまで
頂けた事が大いに勉強になりました。
★ 住民が誇れる街になる事が、人が人を呼ぶ本当の観光地となる。
( そのために街歩きなどが有効で、レトロ倶楽部は取り組みつつある)
★ 単なる著名な絵画などの文化を外部からもってきても、それが去ったら
何にもならない。その文化がその地で育ち、それで観光になる事も出来る。
などなど、経営にも通じるヒントを得る事が出来る1時間20分でした。
第2部の懇親会 では 懐かしい方々に出逢えて本当に楽しいひと時を
過ごす事が出来ました。
市長様とも林芙美子の事を話すことも出来ました。
( 芙美子資料保存会の会長も任じられていますので)
最後に総勢100名以上で 門司港レトロ音頭を踊って下さったのには
感激しました。この歌の作詞者として、本当に嬉しい思いでした。
レトロが20年と一口に申しますが、子供が成人式を迎えるのと同じ年月ですよね。
色んな事が有りつつもこうして 街づくりのお手伝いの一員でいられる事に
大きな感謝を抱きながら、楽しい夜になりました。