力道山未亡人
2025年 7月18日です。昨夜深夜に東京から戻ってきました。
ある尊敬する同業者のブログで 「力道山未亡人」の本が
面白いとありましたので、帰りに駅で買い求めて、帰りの新幹線で
読み始めました。
イヤー、本当に面白い本で一気に読んでしまいました。
力道山の映画を先日Netflixで見たばかりだったのでなおさら、
面白く、また昔は猪木の試合を見たり、日本プロセスの崩壊を
リアルタイムで知ってただけに、特に読み応えがありました。
未亡人が結婚生活半年で力道山の莫大な遺産という名の借金を
背負い、裏切られながらも果敢に立ち向かう様や、プロレス史の
暗部の世界まで本当に楽しかったですね。
一番、勉強になったことは、力道山も猪木もルーテーズも
リング上では大成功しているのに他の業種に手を出して大借金を
負うのですね。
改めて、本業一筋の大切さを痛感しました。
そして、力道山の死後、先妻の子の学行成績の悪さを学校で先生に
指摘されて子供が謝った際に
「元気ならそれでいいのよ」と返す未亡人の言葉には救われた思いでした。
本当に面白い本でした。
さすが小学館ノンフィクション大賞を受賞した作品でした。
今回の出張は行きはiPadでサッカーの日韓戦を観て、帰りは面白い本に
出会えて楽しい車中となりました。