荒れたふるさと
2017年 9月16日です。台風前夜、生まれた門司の庄司町に
行って来ました。母と姉と一緒です。
門司区の庄司小学校(今は廃校です)の裏門の上の小さな山の一角に
10件ほどの家があり、そこで私も父も母も生まれました。
吉田家の故郷であり、中学の頃はここから学校に通った時期もあり
ましたが、40年ほど前に全ての家が廃墟となり、浮浪者が住み着い
たりして近所から苦情が来て取り壊しました。
今度は木が覆い茂り過ぎて下の墓地の迷惑になるからと木の伐採です
価値の無くなった土地に固定資産税だけがかかってきます。
その上、今回の様に伐採費用まで発生します。
市に寄付をすると言っても受け取っては貰えません。
車が通らない土地は 資産 ではなく 負債 になる時代ですね。
でも 久しぶりに下から見る生まれた場所は 家が無くとも様々な
幼き頃の思い出が蘇り 不思議な感情です。