ファサードの思い出 1
2023年 4月11日です。昨日、ファサードの入替をしていた時の
逸話です。今日妹から聞きました。
入替中にずーっと見ておられたご婦人がおられたそうです。
入替が終えた時に話しかけてこられたそうです。
「毎回、楽しみにしていますよ。3月の雛祭りも良かったけれど、
今回の兜も良いですね。心が和みます」
と、言われたそうで喜んでいました。
このファサードの物語、、少し長くなりますがご興味の
あられる方は読んで見て下さいね。
そう、あれは私が中学生だった頃、店を改装してメインウインドも
出来ました。母がそこで四季折々に季節のディスプレイを
していました。唯一残っている写真が下記の写真で、人物はヨシダの
2代目の祖父です。昭和40年の時の記念日の写真です。
ある日の学校の授業で、国語の先生が
「門司駅のある時計屋さんが、いつも綺麗に四季折々の飾りを
しています。商品ばかりを展示しているお店が多いですが、
季節感を出している店は少ないですよ」
と、私の方を見ながら話して下さいました。
「ア、僕の店だ!」と、とても嬉しかった事を今でも覚えています。
その後、幾度か店の増改築が繰り返されましたが、メインウインドは
陽当たりの関係もあってガラスだけになっていました。
平成4年の我が社です。メインウインドは無くガラス面に販促企画を
貼っていました。
ただ、中学校での上記の体験が
ずーっと脳裏に残っており、平成10年に今の店を
立て直した時に再びメインウインドを作り、母やスタッフと共に
ディスプレイをする様になりました。
(続きは明日、また書きますね)