こんにちは!
補聴器担当の後藤真太郎です!!
ちょっと間があいてしまいましたが、またブログ書いていきますのでよろしくお願い致します!
今日のテーマはずばり「まわりの人の協力」です!
なので補聴器をつける方はもちろんですが、できればその身近な人にこそ
このブログは読んで頂きたいと思ってます。
ではそんな方々に向けて・・・
補聴器をつけたのだから聞こえるようになったのだろうと思い、普通に話しかけている方いらっしゃいませんか?
しかし実際には、補聴器をつけても聞き取りにくさは残っているんです。
ですので、これから書くちょっとした気配りをされるだけで、ずいぶん聞き取りやすくなることを知っていただければ幸いです。
補聴器を使っている人との接し方
①顔を向けて話す
話を聞くには耳だけでなく、目からの情報も重要です。口の形や表情を手掛かりに音を判断できるのです。
また、正面からの声は直接耳に届くため、聞き取りやすくなるということもあります。
ですので、顔や口元が見えるように正面を向いて話すように気を付けて下さい。
②静かな環境で話す
難聴の人は、まわりの雑音に対して会話の方が十分に大きくないと、よく聞き取ることができません。
逆に、まわりの雑音が少ないほど肝心の声は聞き取りやすくなります。
テレビや音楽はつけっぱなしにしないで、もしくはボリュームを絞って話をしてみて下さい。
③近づいて話す
相手との距離は近いほど音は大きくなるので、補聴器をつけた人には近くに行って話をしてみてください。
特に周りがうるさい時には近づくのがもっとも有効です。
④ゆっくりはっきりと話す
難聴の人に対して早口で話すことは厳禁です。少ない情報をもとに聞き取りをしますので、音の理解に時間がかかります。
よく聞き取れないうちに、次の言葉が来ては理解できません。
聞こえが悪くない人でも、テレビのバラエティ番組などでは何を言っているのかわかりにくいことがあります。
一方、ニュースを読むアナウンサーの声はよく聞き取れます。ほんの少しゆっくり、そしてはっきりと話すよう心掛けて下さい。
⑤普通の大きさの声で話す
補聴器をつけた人に向かって、怒鳴るように大声で話しかけている人をよく見ます。音は補聴器が大きくしてくれるので、
大声を出さなくても大丈夫です。
難聴の人は小さな音が聞こえないのと同様に大きな音にも弱く、響いてしまいかえって聞き取りにくくなることもあります。
⑥言い直しや言い換えをする
うまく聞き取れていない時には、もう一度繰り返したり、大切な言葉は言い換えてみたりしてください。
たとえば4日(よっか)と8日(ようか)は聞き分けにくいので、「はちにち」などと言い換えると分かりやすくなります。
⑦話し始めに注意を喚起する
難聴の人は、話し始めていることに気付かず、つい会話の最初を聞き漏らしてしまうことがあります。
また、話し始めは何の話題かがわからず、前後の関係からどんな言葉なのかを推測して理解する事ができません。
ですから話し始めるときには相手の顔を見て、ちょっとした合図や間合いを入れてから話し始めるように心掛けて下さい。
これらのことを話す側が少しだけでも気を付けることで、会話がいつもよりもスムーズにいくようになるかもしれません。
補聴器は、つけている方だけの問題ではなく、周りの方の協力があってこそなのです。
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こんにちは!
補聴器担当の後藤真太郎です!!
今日は難聴の原因で一番多い「加齢に伴う難聴」についてです。
ちなみに現在のところ治療で治すことはできないみたいです。。。
加齢に伴う難聴の特徴は、まず年齢とともに聴力が落ちてくることです。
落ち方にも特徴があり、高音域から次第に聞こえづらくなってきます。
また、両耳ともほぼ同じように聴力が低下してくるのもこの難聴の特徴です。
全ての人が加齢に伴いある程度聞こえが悪くなっていきますが、これには個人差が大きく、
高齢になっても比較的聴力が保たれている人もいれば、若い頃から聞こえが悪くなる人もいます。
若くから難聴になる人の場合は体質(遺伝)的なものが関係していることもあります。
聴力の変化は30代ぐらいから見られ始めます。
ただし、まだ軽度のため日常生活ではほとんど気づきません。
一般的には60歳ごろから「聞き返しが多くなった」、「テレビの音が大きい」などと、
周りの人から指摘されることで急激に聞こえの悪さを自覚することが多いようです。
さらに年齢が進むにつれ難聴も進行し、このグラフからもわかるように、80歳を
超えると平均聴力が補聴器の適応を勧められている40dBを超えています。
少しずつ聴力が悪化していくため、難聴を自覚しないまま聞こえないことに慣れてしまい、
自分では不自由と感じていない場合もあります。
まだまだと思っているうちに補聴器をつけるタイミングを逸してしまうことがありますので、
いつまでも様子を見ていないで耳鼻科やヨシダにご相談下さい。
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こんにちは、福岡県北九州市門司区にある
めがねのヨシダ
補聴器担当のカサイシです。
今回は感音難聴での聞こえ方の一種、
声の鮮明さについて書かせていただきます。
内耳の蝸牛にある有毛細胞が
音を感じているのですが、
感音難聴では、その有毛細胞の数が
減っています。
有毛細胞は音を感じるセンサーなのですが
音の有無だけであればある程度の数が
残っていればわかります。
しかし、有毛細胞が減少することは
画素数の少ないカメラで撮影するようなもので
鮮明度がなくなり音がはっきりしなくなってしまいます。
下のウサギの絵は補聴器で音を
同じくらいの大きさに聞こえるように
調整した時のイメージです。
難聴が高度なほどこのように絵が
わかりにくくなってしまいます。
けれども補聴器がなければ、音自体が聞こえない
ものですからもちろん補聴器は必要なものです。
この補聴器の限界を補うことのできるには脳です。
ピンぼけも絵でも慣れてくるとこの絵を見たとたんに
ウサギであることが次第にわかるようになってきます。
補聴器を使いこなすためにはリハビリが
ある程度必要なのです。
最新の補聴器を体験してみたい方はぜひ
無料体験にご来店お待ちしております。
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参考文献:八重洲出版 『2019年版 よくわかる補聴器選び』
こんにちは!
補聴器担当の後藤真太郎です!!
先日の北九州マラソン2019走ってきましたー!
天候にも恵まれて良いコンディションで臨むことができました^^
北九州マラソンは初めてでしたが、アップダウンもそんなになく、走りやすいコースで良かったです。
ただ門司港の折り返し地点あたりの海から吹く風が冷たくてお腹が冷えました・・・
が、なんとか無事に完走できることができました。
皆様の応援に感謝です♪ありがとうございました!
またいつかチャレンジしたいと思います^^
さて、では本日のテーマは「難聴の種類」についてです!
今日は専門的な言葉が多くなりますので覚悟してください・・・笑
難聴は大きく分けると「伝音難聴」と「感音難聴」の2つがあります。
まずは伝音難聴から。
伝音難聴は、外耳や中耳における障害によって起こる難聴です。
これらの部分は音を内耳に伝える働きをしていますが、そこに障害が起きて音が伝わりにくくなることからそう呼ばれています。
特徴は、これだけでは高度の難聴にはならないということです。
また、処置や手術などの治療で治る場合があることも特徴の一つです。
もし、回復しない場合でも内耳の神経には障害がないので、音さえ大きくなればよく聞こえるようになりますので一般的に補聴器がとても役立ち、初めからうまく補聴器を使いこなすことができると思います。
つぎに感音難聴です。
大半は内耳の障害によって起こるのですが、その奥の聴神経、そして脳の障害でも起こることがあります。
伝音難聴とは違い、感音難聴はどこまでも聞こえが悪くなってしまう可能性があります。
また、伝音難聴では音が伝わらないため低音から高音までほぼ一様に聞こえが悪くなりますが、
感音難聴では障害のある部位に応じて、低音だけ、あるいは高音域だけといった色々なパターンの難聴となります。
もっと問題なのは、正常な人がたくさんの有毛細胞で音を感じ取っているのに対し、感音難聴の人では
この細胞の数が減ってしまっていることです。
ある程度有毛細胞が残っていれば音を感じ取ることはできるのですが、どうしても少ない数の細胞で
音を聴きとらなくてはならないために音の鮮明さが失われ、微妙な音の違いを聞き分けられなくなるのです。
ですので、感音難聴では補聴器をつけたからといって全く正常な聞こえになるわけではありません。
ちなみに補聴器を必要とする人の多くが、この感音難聴ですので、次回はより詳しくお話していきます!
今回の話はかなり専門的な言葉が多かったと思うので、できるだけイメージしやすい様に画像載せておきます。
ちなみに「伝音難聴」と「感音難聴」のどちらもある場合は混合難聴と呼びます。
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- 2019年2月19日
- テーマ: 補聴器, 補聴器物語
こんにちは、福岡県北九州市門司区にある
めがねのヨシダ
補聴器担当のカサイシです。
今回は、難聴と認知症について書かせて頂きます。
難聴と認知症に強い関連性があることが
わかってきました。
海外、フランスのボルドー地区では、
補聴器を装用していない人は
健聴者に比べ認知機能のテストで
低下が認められました。
一方、補聴器を使っている人は
そのような傾向は見られませんでした。
このことから、
補聴器の装用によって認知機能の低下を
予防できる可能性があることがわかりました。
日本でも認知症の問題は深刻で
平成27年には厚生労働省により
新オレンジプラン
(認知症施策推進総合戦略)が
策定されました。
このオレンジプランの中では
「難聴が認知症の危険因子の1つ」
として記されています。
補聴器も近年、機能がどんどん新しく、
進化しています。
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