- 2019年7月5日
- テーマ: ジュエリーリフォーム, 宝石
早いもので、今年も半年が過ぎ、7月となりました。
ヨシダジュエリーリフォーム担当、規矩和子(きくかずこ)です。
今回はファッションリングを、デザインを活かしたままで、ペンダントにジュエリーリフォームの実例です。
ビフォー

アフター

ただ指輪のリング部分をカットして、ペンダントにしただけの様に見えるかもしれませんが、
違います。
上から見たデザインは同じ様に見えますが、指輪のときは、指に合うように丸くカーブがついているのです。
そのままカットしただけですと、三日月のような形で、胸元に着けた時コロコロして、安定が悪いのです。
そこで、女性で一級技能士の資格を持つ従姉妹が、丁寧にカーブをまっすぐに加工リフォームしてくれます。
チェーンもすっきりと後ろを通すようにして、リフォームしたとは思えない、
まるで新しいペンダントのような出来上がりで、お客様にも
「長い間使ってなかった指輪が、これで普段使い出来るようになったわ」と、
喜んでいただき、そのまま着けてお帰りいただけました。
ジュエリーリフォームの事でしたら、お気軽に何でもご相談下さい。
お待ちしております。
- 2019年6月15日
- テーマ: ジュエリーリフォーム, 宝石
庭の紫陽花がきれいな季節になりました。
ヨシダジュエリーリフォーム担当、規矩和子(きくかずこ)です。
先日、お馴染みのお客様が、大振りのファッションリングを2本持ってこられて、
「もう指輪ではあまり使わないので、処分地金買取してもらおうかしら?」と、
出されたのが、こちらです。
ビフォー

地金買取するのは、文字通り地金部分だけですので、
石やせっかくのデザイン等は考慮されませんから、
もったいないので、2本を合わせて一つのペンダントを作られてはいかがですか?と、
ご提案して出来上がったのがこちらです。
アフター

カラオケ等の舞台に立たれる事もあり、大振りのジュエリーがお似合いになられるI様に
ぴったりの世界で一つのペンダントになり、喜んでいただけました。
ジュエリーリフォームの事でしたら、何でもお気軽にご相談下さい。
お待ち申し上げております。
- 2019年4月30日
- テーマ: ジュエリーリフォーム, 宝石
平成から令和に年号も変わるゴールデンウィーク、皆様どのようにお過ごしでしょうか?
ヨシダジュエリーリフォーム担当、規矩和子(きくかずこ)です。
平成最後のジュエリーリフォームは家族の絆を感じる、素敵な作品になりました。
3月末に若いカップルがご来店。
「このブローチからマリッジリングを2本作れますか?」と
出されたのが、このプラチナブローチです。
ビフォー

お話しをお聞きすると、御祖母様から戴いたそうですが、このままでは使用しないので、
この地金を使って、おふたりのマリッジリングを作りたいとのことです。
デザインもこんな感じのリングが良いと、写真コピーをご持参でしたので、
話しはスムーズに進みました。
男性用はシンプルですが、少し幅広でしっかりとしたタイプ。
女性用は細めでミル打ちラインが入ったタイプです。
ご持参の写真ではメレダイヤが1石でしたが、
ブローチに沢山ついていましたので、せっかくならと5石留める事にしました。
おふたりの写真を撮らせてもらい、その写真を見ながら一級技能士の資格を持つ従姉妹が
心を込めて作ってくれます。
地金は勿論他の物と混じらないように、このブローチだけを溶かして、その地金で別作します。
そして出来上がったのがこちらです。
アフター

ケースも可愛いブライダルケースにお入れしました。

取りに来られて、「希望通りです。おばあちゃんありがとうって早速見せにいこうと思います。」と
とても喜んでいただけて、私も幸せな気分になりました。
今回おばあ様のブローチがプラチナをたっぷり使った品でしたので、
それだけでリング2本作ることが出来ましたから、加工費だけですみ、
別作をしても、一般的なリング1本の価格で2本作ることが出来ました。
昭和生まれの御祖母様のブローチが、平成生まれのお孫様のマリッジリングに生まれ変わり、
令和に変わる直前に納品出来て、家族の絆を深めるお手伝いが出来て、本当に嬉しく思います。
M様、おばあさまの想いを繋ぎ、末永くお幸せになられて下さい。
素敵なリフォームをさせて頂き、本当にありがとうございました。
- 2019年3月31日
- テーマ: ジュエリーリフォーム, 宝石
ヨシダジュエリーリフォーム担当、規矩和子(きくかずこ)です。
以前、新しいパールネックレスをお買上げいただいた時に、
それまで持っていらした少し小振りのパールネックレスを念珠に作り替えて喜んでいただいたお客様にご来店いただきました。
ネックレスから念珠にする際に、残りお返ししていたパール珠を、そのままにしておいても、勿体ないので、どうしたらいいのかと、
ご相談です。
ビフォー

珠数も21珠と十分にありますし、そのままチェーンに通す事もできますが、
店見本

お客様と話し合って、せっかくなので、3珠づつ下がりのペンダントとイヤリングに作り替えする事にしました。
K18でイヤリングはダイヤがしっかりと付いていて、上品かつゴージャスな金具を使いました。
反対にペンダントはさりげなくダイヤ2石のアンティーク風のバチカン(チェーンを通す金具)を使って、
普段使いでも、イヤリングと合わせて使用しても、バランスの良いようにしました。
アフター

いかがでしょうか?
とても素敵な出来上がりで、お客様にも喜んでいただき、掲載の許可もいただきました。
M様、ありがとうございます。
今回9珠使用して、まだ残り珠がありますので、次回までに、また新しいジュエリーリフォームのご提案が出来ればと思っています。
ジュエリーリフォームの事でしたら、何でもお気軽にご相談下さい。
お待ち申し上げております。
- 2019年3月1日
- テーマ: ジュエリーリフォーム, 宝石
3月になりました。
ヨシダジュエリーリフォーム担当、規矩和子(きくかずこ)です。
今回、ご紹介するジュエリーリフォームは、
親戚の方から貰われたという、1カラット以上もある立爪の指輪、
ビフォー

ご来店いただいたのは、とても綺麗で、雰囲気の良い方です。
沢山のデザインの中からお選びいただいたのは、周りもサイドリング部分にもダイヤを使ったゴージャスリングです。
指のサイズは#5と小さいのですが、お選びいただいたデザインがとても良くお似合いです。
周りはゴージャスですが、高さも最小限度に低くなっていますし、可愛さもあり、素敵です。
ただ、お持ちいただいたダイヤが1.1カラットと大きいので、それに合わせて周りのメレダイヤも多くなりますので、
金額もご予算オーバーとなり、ご予算通りの他のダイヤ少なめのデザインと見比べられましたが、
将来的にも、やはりこのデザインでお決めいただきました。
アフター

お預かりしたセンターダイヤが1.135ctで、周りのダイヤも1.26ctある
ゴージャスなリングに生まれ変わりました。
先日取りに来られて、「やっぱり、このデザインにして良かった!」と喜んでいただけて、
私も嬉しくなりました。
将来、また誰かに譲られる時の事も考えて、今回リフォームと同時に鑑定書もお作りしました。
今、宝石の鑑定書をとる場合、指輪やペンダントから石を外して、石(ルース)の状態でないと出来ません。
そこで、もし指輪のまま鑑定をとるとすると、きれいに石を外して、鑑定後にまたセットする加工費が別にかかってしまうのです。
その点リフォーム時ですと、どちらにしても石は一度は外して新しい枠にするので、その間に鑑定に出せば、少し時間はかかりますが、余分な加工費がかからずに済むからです。
貴女も引き出しに眠ったままの宝石はありませんか?
お気軽に、ジュエリーリフォームの事でしたら、何でもご相談下さい。