眼鏡士のつぶやき29【乱視2】
こんにちは、認定眼鏡士の鮎川です。
前回、「乱視」をテーマに取り上げましたが、
今回も引き続き、もう少し詳しく「乱視」について
考えてみたいと思います。
乱視とは特定の方向にピントが合わない状態です。
そして夜間の運転のように光のコントラストがはっきりしている
場合に顕著にあらわれます。
均一に明るい昼間の画像を同じ条件で見ているときは
あまり普通と変わらず、気が付きにくいのですが・・・
一般に眼科や眼鏡店での乱視の検査では下図のような放射線状のパターンを見て行います。 ちょっと離れて見て下さい。正視の人はすべての線が均一に見えますが 乱視を持った人が見ると角度によって線が濃かったり薄かったりと ムラになって見えます。 どうです、どこかが濃くみえますか? もしはっきりムラが見えるようでしたら乱視の矯正をおすすめします。 |
乱視は目の角膜レンズの強さが方向によって違うために起こります。 |
<乱視の症状>
乱視は常にどこか焦点があっていない状態なので目が疲れます。
普段メガネを必要とする人は乱視を持っていたらメガネを作る際に
測定するのでわかりますが、普段メガネを掛けていない人の中には
自分が乱視だとは気づかないで、疲れ目と頭痛で悩んでいる方が結構いらっしゃいます。
原因不明の疲れ目と頭痛がある方は一度、眼科もしくは最寄の眼鏡店で
眼の検査を受けてみませんか?
もしかしたら乱視が原因かも知れませんよ!めがねで改善できるかも
しれませんよ!