真珠鑑別鑑定書の見方
【宝石、ジュエリーリフォーム、ダイヤモンド、真珠は福岡・北九州のヨシダ】
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今日は、真珠の鑑別鑑定書の見方について説明させていただきます。
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ではこちらをご覧下さい。
先日紹介した「オーロラ・ラグーン」の鑑別鑑定書です。
鑑別機関によって違いはありますが、今回はこちらを例にさせていただきます。
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では番号順に見ていきます。
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①商品の写真(鑑別鑑定を行った時点での商品の状態になります。)
商品にイヤリングやピアス、ルースがセットの場合は、それらも一緒に写るようになります。
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②鑑定書番号
「S」というのは、真珠鑑別鑑定書SタイプのSのことです。
真珠科学研究所では、このSタイプを含め5種類(真珠鑑別鑑定書のS・P・K・Jタイプ、真珠鑑別書BAタイプ)の鑑定書があります。
ちなみに、このSタイプは各母貝別の最高品質シリーズに発行されます。
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③鑑別鑑定によって証明されたものが入ります。この例でいうと本物の「黒蝶真珠」であることが証明されています。
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④品名、サイズ
写真の商品の種類と珠のサイズが記載されます。
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⑤行われた検査方法
顕微鏡検査、光透過法検査、分光特性検査などがありますが、検査内容に関しては専門的すぎるのでここでは省略させていただきます。
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⑥特別呼称
「花珠」や「天女」、「ラグーン」「ピーコック」など鑑別によって真珠ごとに品質の良いものに与えられる呼称です。
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⑦パールマーク
設定された品質規格基準を満たし、商品として十分価値を有する真珠であることを示すマークです。
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⑧品質分析
各項目ごとに行われた検査によって出た結果が記載されます。
テリは4段階、きず及び面は3段階の中で評価されます。
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⑨品質マーク
写真のマークは「最高品質マーク」です。
品質の構成要素5項目(まき、てり、色、きず、かたち)の全てが評価段階の最高値の範疇に入ったものに与えられます。
他には「テリ最強マーク」、「光輝(てり)マーク」などがあります。
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⑩備考
専用装置によって判定されたオーロラ実写画像が添付されます。
(オーロラ効果とは、テリの強い真珠に見られる「下半球に光彩色」が現れる現象のことです。)
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以上、簡単ではありますが真珠鑑別鑑定書の見方でした!
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