老眼について⑥終 老眼鏡と遠近両用どちらを選ぶべき?
40代以上のお客様で、近くが見にくくなったと感じた時には、
『老眼鏡』や『遠近両用メガネ』が必要になってきます。
その際に「老眼鏡と遠近両用のどちらを作ったら良いか?」という
ご質問をよく受けます。
この質問にはどちらがいいという正解はありません。
と言うのは、用途に応じて老眼鏡の方が適する人もいれば、
遠近両用の方が適する人もいるからです。
老眼鏡は近方での読み書き専用メガネで、
見える範囲は30㎝~50㎝に限定されます。
着けたまま歩くこともテレビを見ることもできません。
しかし近くを見るには最適で、慣れやすく、レンズの価格もお手ごろ、
メリットがたくさんあります。
それに対して遠近両用は、ひとつのメガネで遠くも近くも見ることが出来る大変便利なレンズです。
メガネをかけたりはずしたりする煩わしさはなくなるのも大きなメリットです。
しかし、老眼鏡と比べるとレンズの中に遠方から近方までの度数が入るため、
近くの視野は老眼鏡と比べると狭くなります。
また、慣れるまでに時間がかかる場合もあります。
最近ではレンズ技術の進歩により、各レンズメーカーから視野の広い
高機能の遠近両用レンズも開発されていて、遠近両用のデメリットを改善しています。
このレンズは、お客様にも大変好評をいただいています。
このように、老眼鏡・遠近両用ともにそれぞれ優れた点がありますので、
ヨシダではお客様との会話で「メガネを使用する環境」を把握して、
それに見合うメガネレンズを提案していきます。
「自分には老眼鏡と遠近両用、どちらが合っているのだろう?」と
お悩みの方、ぜひ一度ご来店下さい!
私たち 認定眼鏡士が責任をもってご相談にのらせていただきます!
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