眼鏡士のつぶやき31【新学期がスタート】
こんにちは、オプトメトリストの鮎川です。
4月、いよいよ新学年のスタートですね!
この春から新たに小学生・中学生になられる学生さん
も多いと思います。改めておめでとうございます!
さて昨日のことですが、新たに中学生になられたお子様を連れられたお母さんがご来店されました。
約2年前、小学校5年生の時に他店様で作られためがねを持って来られた
のですが、話を聞くとほとんど掛けていないとのこと。
裸眼(めがねを掛けていない)視力を測ってみると左右ともに0.05程度の視力
でした。 「どうしてめがねを掛けないの?」と聞いてみたところ、
「めがねはキライ!」とハッキリ言われてしまいました ・・・
そんなお嬢様をお母さんが無理やり引っ張って連れて来られたという感じ
持って来られためがねを掛けた視力は右が0.3 左が0.4 両眼でも0.5くらいで
した。視力検査をしたところ、左右ともに矯正視力で0.8以上あがりません
でした。
この年頃のお子様には結構多いのですが、近視や乱視を放置しておくと
眼の神経の感度が一時的に鈍くなり、めがねを掛けても視力があがり
にくい状態になります。
ボヤけた状態の期間が長いほどその兆候がありますので、注意が必要です。
オプトメトリスト 鮎川