ダイヤをのせかえて、新しいリングに作り替え
- 2015年10月5日
- テーマ: ジュエリーリフォーム, 宝石
店のスタッフのリングですが、毎日使用しているので、
マーキス(アーモンド型)のダイヤが、引っかかって、外れそうになっています。
修理をしても、また同じ様に引っかかるので、何とかならないか?と相談です。
発想をガラリと変えて、しっかりとしたK18のリングがありましたので、
デザインの空いている所にマーキスダイヤを留める事にしました。
ビフォー
アフター
ダイヤの留め方も、爪留めだと、またひっかっかるので、ダイヤを囲い込む様な
フクリン留めにしました。
ダイヤを外した後のプラチナリングも、もったいないので、使えるようにと
一級技能士の従姉妹に頼んだら、石を外した跡の穴をプラチナで埋めて、
サイドの角ダイヤと同じようなラインをいれて、ダイヤのレール留め一文字
の様に仕上げてくれました。
肉眼でパッと見ただけでは、どれがダイヤでどれがプラチナか解らないほどの
完璧な仕上がりです。
この仕上げは凄いと、スタッフ間でも皆でルーペで眺めたほどです。
勿論ジュエリーリフォームを頼んだスタッフも、ひっかからないしっかりとした
指輪が2本出来て早速 指にはめて大喜びでした。