指輪のデザインを活かしてペンダントに作り替え
- 2015年9月21日
- テーマ: ジュエリーリフォーム, 宝石
石が3石ついたデザインリング。
このまま指輪では使用しないので、ペンダントにしたいとご相談です。
はじめお客様は、真ん中の石だけ外して、シンプルなプチネックレスを考えていらしたようですが、
あまり大きな石ではないので寂しくなるのと、両サイドの石がもったいないので、
そのまま指輪のデザインを活かしてペンダントにリフォームする事をご提案しました。
そんな事が出来るのなら、そのほうが嬉しいので、お任せしますと言っていただきました。
ビフォー
そして出来上がったのが こちらです。
アフター
指輪のサイド部分のカーブも活かして、チェーンを通せるようにしました。
出来上がりをとても喜ばれて「やっぱりヨシダさんに頼んでよかった!」と
嬉しいお言葉をいただき、そのまま着けてお帰りになられました。
指輪からペンダントにリフォームする場合、私達も「リング部分をカットしてペンダント加工」
と簡単に言うのですが、実際はただ切っただけでは、ペンダントとしては使えません。
指輪だったカーブをまっすぐにして、胸元でコロコロせずに綺麗に収まるように、
大きい石は台座を加工して低くして、バチカン(チェーンを通す金具)の位置も考え、
バランス良く、女性一級技能士でジュエリースクールの講師も勤める従姉妹が、
自分で着けてみながら加工してくれます。
既製の空枠に石をのせ換えるだけのリフォームと違い、
ヨシダではお客様と相談しながら、なるべく元の形や想い出を活かしつつ、
いつも着けられるジュエリーリフォームをご提案しています。
どうぞお気軽にご来店ください。