印台からリング2本ジュエリーリフォーム
- 2024年7月18日
- テーマ: ジュエリーリフォーム, 宝石
遠く水巻町からヨシダのHPをみてと、ジュエリーリフォームのご相談にご夫婦で来ていただきました。
お父様のPt印台リングの地金を使って、ご自分達のリングを作りたいとのご希望です。
ビフォー
他のお店様にも問い合わせてみたようなのですが、お客様持ち込みの地金を使っての加工をしてくれる店は少なく、
そんな時 ヨシダのHPで以前細い指輪3本から幅広リングをお作りした実例ブログを見つけていただいてのご来店です。
ジュエリーリフォームの仕方にも色々ありまして、完全手作りですと、お客様の地金を溶かして新しいジュエリーをお作りすることは、可能です。
ですが、最近多くなってきているパソコンでデザインをしたり、キャストといわれる枠型に地金を流し込んでいく作り方ですと、純粋地金でないと、お客様持ち込みの古い地金ですと不純物が紛れ込んだりして上手くできないので断られるかと思います。
今回のお客様はシンプルなリングをご希望でしたので、店にあるリング見本より甲丸リング3ミリ幅、縁部分にミル打ちという模様を入れて全体艶消しを、手作りでお作りする事になりました。
女性用は、お客様が別の指輪から外したメレ石を沢山持ってこられていましたので、その中から7石並べて留めるようにしました。
せっかくなので、2本共内側にイニシャルを刻印しました。
アフター
印台センターの石は、妹様が別に何か作りたいと言われているそうで、外してそのままご返却しました。
印台の地金が重く、2本リングを作ってもまだ十分余りましたので、残り地金は地金買取りさせて頂き、加工費の一部にさせて頂きました。
今回、地金もメレ石もご持参品を使用しましたので、加工費だけで出来上がりました。
印台以外に別途地金買取りする品も持ってこられてましたので、そちらも加工費に入れて、手出しは少なくてすみました。
出来上がりを取りに来られて、「こちらの希望通り、いや思っていた以上です。ヨシダさんにお願いして良かったです」と嬉しいお言葉をいただけました。
ジュエリーリフォームの事でしたら、どんな事でもお気軽にご相談下さい。