眼鏡士のつぶやき28【乱視】
こんにちは、オプトメトリストの鮎川です。
今日はお客様の眼の検査をしていて、最も多く質問を
受ける 『乱視』 について書いてみたいと思います。
皆さん、「乱視」っていう言葉から受ける印象としては、
「眼が病気になってしまったんじゃないだろうか?」ってよく質問を受けます。
でも乱視は病的な要素はなく、眼ではレンズの役割を果たす「角膜・水晶体・硝子体」
などが変形して網膜に正しい映像を映し出せない状態をいいます。
生まれながらに乱視を持つ「先天的」な場合と、年齢とともにだんだんと乱視が出てくる
「後天的」な場合があり、ほとんどの方は後者の場合が多いようです。
人間生きていれば顔の形も変わるように、眼の形だってやはり変わるものです。
また乱視はおもに次の3つタイプに分けられます。
乱視はゆがんでいる方向で、直乱視、倒乱視、斜乱視に分けられます。
上下方向につぶれるようにゆがん でいると直乱視、
反対に横方向にゆがんでいると倒乱視、
斜めであれば斜乱視になります。
直乱視、倒乱視、斜乱視で当然見え方は違ってきます。人の目では、 直乱視が最も多く、
倒乱視、斜乱視の順に少なくなるようです。
それでは次回も引き続き「乱視」についてもう少し詳しく書いてみたいと思います。
ご興味のある方はぜひ見て下さいね!