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仕事用としてとにかく壊れないメガネが欲しい!強度数で調光度付きサングラスを作る!!TWOFACE(トゥーフェイス)&NXTレンズでスマート加工


2020年1月12日 日曜日 福岡県北九州市門司区 天気気温9度
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こんにちは!ヤマグチです☆

お客様より「とにかく頑丈で壊れないメガネが欲しい」とご要望がありました。

お顔を見ると少し思いつめたような表情が見て取れました。

事情を聴くと、お客様の仕事は介護職。

メガネの度数がかなり強く、メガネがないと仕事ができません。

しかし、仕事中にメガネが壊れることが重なり、その度に買い替えて辟易してたそうです。

壊れるたびに、いろんな眼鏡店で頑丈なメガネをお願いしていましたが、どれも満足できるほどではありません。

そんな中、私のブログをみて相談だけでもしようとご来店くださいました。

頑丈で壊れにくく、しかも“メガネ”として使用できるデザインでなければいけない。。。

ご提案したのは、オークリーの『TWOFACE(トゥーフェイス)』。

フルリムで、スポーツモデルよりメガネに近いデザインで、普段使いでも十分使えると判断しました。

問題は、お客様のメガネ度数。

近視と乱視度数を合わせて-10.00Dは、TWOFACEで作成できる範囲を超えています。

ここでお客様より『できれば調光レンズにしたい』と、もう一つのご要望が。。。

強度数で調光レンズ、レンズ選択も限られます。

ご提案したのは、IC-JAPANのNXT調光レンズ『SKYCLEAR(スカイクリア)』。

オークリーのようなハイカーブサングラスで、強度数にも対応できる『スマート加工』が可能なレンズです。

こう書くと“いいとこ取り”のように思えますがデメリットもあります。

レンズが厚いです。

厚みが1cm以上になります。

この厚みを許容し、同時に見え方に支障がないか確認をしなければいけません。

いつもより時間をかけ視力測定と装用テストを行い、メリットデメリットを理解していただいてから作成することにしました。

OAKLEY TWOFACE(トゥーフェイス)

オークリーの特殊素材「Oマター」とメタルを合わせ、新たな表現を確立させたTWOFACE(トゥーフェイス)。

シンプルな作りながらも、オークリーのテクノロジーを凝縮させた人気モデルです。

入れ替わりの激しいモデルチェンジの中で、このTWOFACE(トゥーフェイス)は陰ながらヒットし続けるロングセールモデルとなっています。

レンズは、IC-JAPANが誇るNXT調光レンズの「SKYCLEAR(スカイクリア)」を使用。

紫外線に反応して発色する調光レンズとなっています。

調光レンズは、紫外線に反応して発色する特殊なレンズです。

使い方によっては室内で「めがね」、屋外では「サングラス」という使い方ができます。

TWOFACE(トゥーフェイス)は基本的に6カーブのレンズを使用しますが、6カーブレンズだとお客様の度数ではお作り出来ません。

そこで、強度数が作れるレンズカーブの浅いレンズを使用し、レンズの厚みを逆に利用し、ヤゲンをフレームに合わせる「スマート加工」という技法を使用しました。

レンズにある程度の厚みが必要なこの技法は、今回の事例にピッタリです。

レンズのヤゲンをフレームカーブに合わせるので、必然的にレンズの端が前にせり出してきます。

このことは事前にサンプル画像を見せながらお客様にも伝え、了承を得ております。

 

一番気になったのは、『見え方』でした。

充分な装用テストで問題なしと判断し、作成に至りましたが、テスト用レンズと実際のレンズでは見え方の違いを感じる可能性が高いです。

お客さまにもそのことを伝え了承を得ておりましたが、ちゃんと使えるのか不安が募ります。

 

お渡し時、レンズの厚みに驚きを見せていましたが、サンプル画像のおかげか想像の範囲内だったようでご納得いただけました。

問題の見え方です。

着けて最初はやはり違和感を感じてました、そこでしばらく着けて様子を見てみると慣れてきたようでした。

慣れるまで前のメガネと併用して使っていただくよう伝えました。

 

それから3ヶ月ほど経ったある日、お客様が来店。

なにか問題があったのかなと思ったら、『同じものをもう一つ欲しい』と嬉しいお言葉が☆

「!」

お話を伺うと、オークリーを受け取ったあと、少し違和感があったものの数日したらすぐに慣れて快適になったそうです。

仕事で激しくぶつかっても、メガネは曲がらないし、レンズも強い、大変役に立っていると聞きました。

最高に嬉しい瞬間でした☆

 

お客様は大変感謝されていましたが、この事例は私だけの功績ではありません。

私はお客様のお話を聴いて、適正と思われる品を提案させていただいただけです。

適正といえども、その提案にはメリットとデメリットがありました。

今回の事例の成功は、お客様がデメリットを理解し、受け入れてくれたことが一番だったと思います。

本当に嬉しい事例でした☆

お役に立てたら幸いです☆

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