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危険を伴う仕事には目を守るメガネを!陸上自衛隊の方に度付きクリアサングラスをお作りしました。アイプロテクトアイウェアという考え方


2021年2月13日 土曜日 天気気温12°
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こんにちは、ヤマグチです☆

度付きスポーツサングラスはスポーツに使う目的だけでなく、様々な用途がありその可能性はどんどん広がっています。

中には、目を覆うようなフレーム形状を利用して、目の防護用メガネとしてお作りする時もあります。

これを私は「アイプロテクトアイウェア」と呼び、お客様にご提案しています。

陸上自衛隊の隊員として日々訓練に励んでいるお客様。

今までコンタクトレンズでしたが、訓練や任務中に異物が入ると困るので目を守る『アイプロテクトアイウェア』の必要性を感じていました。

万一のことがあってはならないので、レンズは防弾性の高いレンズをご希望です。

さらにお客様の一番の気掛かりは、「自分の度数で作れるかどうか」でした。

希望に沿ったフレームやレンズがあっても、作れなかったら意味がありません。

視力をお測りしたら確かに強度数でしたが、メーカーと打ち合わせて、条件付きでなんとか作成できることが分かりました。

目を守ることの重要性は、仕事への強い責任感があってのこと。

その考え方にとても感服いたしました。

選んだフレームは、ESS(イーエスエス)の「5B(ファイブビー)」。

米国国防省から戦闘用アイプロテクションとして認定されています

レンズは、防弾性と耐衝撃性を兼ね備えたNXT TRIクリアです。

最強のアイプロテクトアイウェアができました☆

ESS(イーエスエス) 5B(ファイブビー)

ESS(Eye Safety Systemsの略)は、オークリーのミリタリー部門として存在し、軍隊・特殊部隊・警察・消防・レスキューのために、革新的な技術でアイウェア製造に特化することによって、アイプロテクションのエキスパートとして世界に知られるようになりました。

現在では130ヵ国以上130ヵ国以上の国々で製品の品質と価値が認められ使用されており、米国国防省から戦闘用アイプロテクションとして認定されています。

手に取ってみると、しなやかなれど剛性を感じる品質を実感できます。

レンズは、NXT TRIクリアを使用しました。

防弾素材から生まれた革新的なレンズで、軽量且つ耐衝撃性・耐久性に優れており、正に今回の要望に合った度付きレンズです。

唯一の難点といえば、「厚さ」です。

今回のお客様は、-6.00Dの強度近視。

フレームに合わせて作成すると、厚さによってレンズが顔に当たってしまう恐れがあります。

そこで、最も厚みが出る外側の角を落とす加工を施しました。

スムースラインという加工方法で、レンズ度数が強い時に使用します。

厚みを落としたレンズの外側が、ラインが入ったように見えます。

視野の邪魔にならないように、ギリギリのところまで加工しています。

フィッティングカスタムとして、ノーズ部にシリコン製のパッドを取り付けました。

粘着性が高く、汗でも剝がれにくいので、ESSのノーズカスタムによく使用します。

これだけでもフィット感がずいぶん改善されます。

 

実は今回のお客様は、10年前にもお会いしていました。

その時は卒業後、自衛隊に入隊したばかりでしたが、10年の月日は少年を精悍な青年へと変貌させました。

陸上自衛隊は大変なお仕事です。

少しでもお役に立てるお手伝いが出来て本当に良かったです☆

Hさま、ケガに気をつけてこれからも頑張ってくださいね。

心から応援しています☆

お役に立てたら幸いです☆

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