海で使いたい☆マリンレジャー用としてRADARLOCK(レーダーロック)を度付きで作る!!
2020年2月4日 火曜日 福岡県北九州市門司区 天気気温10度
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こんにちは!ヤマグチです☆
「海のレジャーで使いたい」とオークリーのRADARLOCK(レーダーロック)をご持参したお客様。
これまでコンタクトレンズの上からサングラスをしていたそうです。
陸では問題なく使用できていましたが、海となると話は別。
海水が飛び散り、潮で目がやられて困っていました。
前々からオークリーのサングラスを度付きにしてみたかったのですが、どこに頼んでいいのか分かりません。
本格的にマリンレジャーに取り組むことをきっかけに、度付きできるお店をwebで検索してみたところ、当店を見つけてご来店くださいました。
持ち込みのレーダーロックを拝見すると、所々にキズやコーティング剥げが。
それだけお客様の目を守ってきたと思うと嬉しくなります☆
レンズの役目はきっちり果たしたようです、フレームはそのままでレンズだけを交換します。
次世代のレンズはお任せください☆
OAKLEY RADARLOCK 持ち込み品
レンズは、KODAKの1.67SportsMaxPlus(スポーツマックスプラス)を使用。
マリンレジャー用としてなら偏光レンズの選択も考えられましたが、作成できる度数を超えていたため、今回は偏光レンズではなくカラーレンズを選択しました。
作成方法は、『ダイレクト加工』。
レーダーロックのイメージを損ねることなく度付き作成ができます。
二枚のレンズを中央で合わせるように作ります。
アイデアが素晴らしいですね☆
レンズの表面には、レッドミラーを施しました。
照り返しの激しい海面反射の光を抑えるには、ミラーコーティングは効果的です。
ベースカラーは、スレートグレー。
可視光線透過率が18%、ミラーコーティングと相まって15%ほどの透過率になっています。
かなり濃いサングラスと言えます。
-5.00Dを超える度数は、さすがにレンズも厚く仕上がります。
このレンズの厚みを許容できるかどうかで、仕上がりの満足度も変わります。
かなり陽射しが強い日でしたが、濃いカラーが見事に眩しさを抑えているのが分かります。
このカラーは、陽の強い快晴時に最も効果を発揮します。
視力測定を行い、左右眼の度数にかなり“差”があることがわかりました。
左右の度数差が2.00D以上ある目を『不同視』といいます。
不同視だと左右の見え方に差が出てしまい、両眼視が難しくなります。
特にオークリーのようなハイカーブレンズだとレンズの厚みにも差が出ます。
幸い、現在使用している眼鏡が不同視矯正の目でしたので、見え方に対しての“慣れ”は問題ないことが分かりました。
後はハイカーブレンズに対して慣れることができるかどうか。
専用のハイカーブテスト枠を使用し、いつもより長い時間装用テストを行いました。
屋外での使用がメインなので、実際に外に出て遠くの見え方を確認します。
足元から遠くへ目をやり、違和感がないか確かめ、使用に問題なしと判断しお作りすることにしました。
気になったレンズの厚みも、超高屈折のハイカーブレンズを使用することによって気にならないくらいの仕上がりになりました。
お客様にもご満足いただき、喜ばれていたのが本当に嬉しかったです☆
その後、普段使いのメガネもお作りいただきました。
もちろんオークリーで☆
良いご縁が生まれて本当に良かったです。
Y様、これからもよろしくお願いいたします☆
お役に立てたら幸いです☆
OAKLEY 度付きのご相談はYOSHIDAまで
093-391-3333 オークリー担当 山口
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